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2023.09.25

タグ・ホイヤー×ポルシェのコラボ最新モデル「カレラ クロノスプリント」

ともに「カレラ」という傑作を持っているタグ・ホイヤーポルシェのコラボレーションは、針の動きでスピード感を表現したクロノグラフ。その際立つエンジニアリングを楽しみたい。

タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント×ポルシェ(ブラウン)
タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント×ポルシェ
ゴールドモデルはブラウン、ステンレススチールモデルはブラックの911の刻印入りカーフレザーストラップを採用。6時位置はスピードメーター風の演出を加えたスモールセコンドで、9時位置は回転計風の12時間積算計だ。自動巻き、径42㎜、18KRGケース。¥2,953,500。SSケースは¥1,155,000

スポーツカーへのオマージュ。共鳴する美学と情熱

1963年は、時計業界と自動車業界にとって特別な年だ。スイスでは、モータースポーツをコンセプトとするレーシングクロノグラフ「カレラ」がタグ・ホイヤーから発表され、ドイツではフェルディナント・アレクサンダー・ポルシェ博士によって、初代ポルシェ901(のちに911に改称)が生みだされた。そしてこのポルシェのレース仕様車として「カレラRS2.7」が登場し、それ以降、ポルシェ911の高性能モデルには「カレラ」の名が冠されることになった。

1963年にルーツを持つ時計と自動車の「カレラ」の名称は、どちらも伝説的公道レース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」からインスピレーションを受けたもの。こういった背景があるため、2021年から始まったタグ・ホイヤーとポルシェのパートナーシップは、かなり深く結びついている。

最新モデルである「タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント×ポルシェ」は、初代ポルシェ901が時速100キロに達するまでの時間である9.1秒に注目した。搭載している自社製のキャリバー「TH20-08」は、2時位置のプッシュボタンを押すと計時がスタート、最初の9.1秒間でダイヤルの1/3まで一気に針が進み、それから徐々にスピードを落として結果的に60秒で一周する。つまり疾走するポルシェのスピード感を、クロノグラフ針の動きで表現しているのだ。

クロノグラフとスポーツカーは、エンジニアリングへの敬意や正確性への挑戦など共通する哲学を持っている。さらにタグ・ホイヤーは、スポーツカーの動力性能を時計で表現するというチャレンジに挑んだ。このクロノグラフは、本物のコラボレーションウォッチなのだ。

タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント×ポルシェ(ブラック)
視認性向上のためにベゼルを細くすることによって生まれるドレッシーな雰囲気は、初代「カレラ」のスタイルを継承したもの。クロノグラフ目盛りが入ったダイヤルのフランジ部分にはPORSCHEのロゴマークが入る。
風防はサファイアクリスタル製だが、1970年代モデルに使用していたヘサライト製のドーム型風防のデザインをイメージしたダブルグラスボックス型に。

過去と現在を横断する、モーターレーシングへの情熱

1860年に創業したホイヤー社は、いち早くクロノグラフ機構に注目し、ラリーカーなどに搭載するダッシュボードクロノグラフで人気を集めた。しかしモータースポーツの世界へと傾倒していくのは、やはり1963年の「カレラ」の影響が大きい。

この時計を手がけたのは、若き日のジャック・ホイヤー氏(現名誉会長)。彼はアメリカで人気の「セブリング12時間レース」での公式計時を通じて、メキシコの人気ドライバー、ロドリゲス兄弟と親しくなり、メキシコで開催されていた伝説の公道レース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」の話を聞く。

あまりにも危険だったためレース自体は1955年に中止になっていたが、その心躍る物語や“カレラ”という響きに惹かれたジャック氏は、ホイヤーとモータースポーツの深く長い関係性を表現する時計として、1963年にクロノグラフ「カレラ」を発表する。

そしてポルシェもこの「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」に自動車メーカーとして参加していた。全走破距離は3000キロを超え、未舗装路も多い山道を全力で駆け抜けるレースは、常に危険をはらんでおり、わずか5年間のレースにもかかわらず、27名のドライバーらが命を落としたという。しかしその危険さが多くのドライバーたちを魅了し、ポルシェも1954年大会でクラス優勝を果たす。

タグ・ホイヤーもポルシェもこのレースに魅せられ、後の代表作となる製品に「カレラ」の名をつけたのだ。

そんな2社は意外なカタチで邂逅を果たす。ホイヤー社は1985年に、投資会社TAGに買収され「タグ・ホイヤー」となるのだが、このTAG社は、マクラーレンF1チームの有力スポンサーで、ポルシェにF1エンジンの製造を依頼し「TAGポルシェ」と命名。このエンジンを搭載した「マクラーレン MP4/2」は、F1世界選手権で無敵の強さを発揮し、1984年からの3年間で、2度のコンストラクターズチャンピオンと3度のドライバーズチャンピオンを獲得した。このエンジンは、今でもレースファンの間では伝説だ。

「カレラ」という名称で交差し、モータースポーツの最高峰で共闘したタグ・ホイヤーとポルシェは、ついに2021年にパートナーシップを締結した。時計と自動車のパートナーシップは少なくないが、それ以前からモータースポーツを通じて交流があった両社は、モータースポーツへの情熱だけでなく、伝統的なスタイルを守り抜く信念やエンジニアリングへの探求心など共通点は多い。

ふたつの「カレラ」の起点から60周年となる2023年は、タグ・ホイヤーとポルシェの関係性をさらに深める年。ジュネーブで開催されたウォッチズ&ワンダーズでは、ブース内にポルシェ911カレラを展示し、さらにブランドアンバサダーのライアン・ゴズリングが主演するショートフィルムも制作。

時計はもちろんだがそれ以外の部分も含め、両社のコラボレーションはさらに深まっている。

 

ポルシェの世界観を投影したコラボレーションウォッチ

タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ×ポルシェ オレンジレーシング
タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ×ポルシェ オレンジレーシング
マフラーから噴きだすバックファイヤーを思わせるオレンジ色を、大胆に配置したレーシングクロノグラフ。ポルシェのインテリアをイメージしたストラップにも、オレンジステッチを効果的に入れた。自動巻き、SS(DLC)ケース、径44㎜。¥885,500
タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4 ポルシェ エディション
タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4 ポルシェ エディション
ポルシェ初のBEV「タイカン」の世界観を捉えたコネクテッドウォッチ。ポルシェ専用アプリが搭載され、離れた場所からでも車内温度を調整できるなど、時計とクルマの新しい関係を提案する。デジタル、Ti(DLC)ケース、径45㎜。¥346,500
タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ×ポルシェ スペシャルエディション
タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ×ポルシェ スペシャルエディション
微細な凹凸で構成されたブラックダイヤルはアスファルトをイメージしており、時計に迫力を加えつつポルシェの世界観も表現する。自動巻きローターはステアリングホイールのデザインになっている。自動巻き、SSケース、径44㎜。¥858,000

問い合わせ
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー 03-5635-7054

TEXT=篠田哲生

PHOTOGRAPH=五月女幸希

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