男性にとって数少ないアクセサリーでもある腕時計。だからこそ、時計選びには個性とともに語れる“ストーリー”も腕元に纏いたい!
気鋭の独立時計師が手がけるアクリヴィアが日本初上陸!
希少かつ独創的な腕時計を生みだす独立時計師たち。そのなかでも今、世界中の時計愛好家から大きな注目を集めている独立時計師のひとりが、レジェップ・レジェピ氏だ。
パテック フィリップなど錚々(そうそう)たるウォッチメーカーで腕を磨き、25歳で自身のブランド、アクリヴィアを設立。昨年開催されたチャリティオークション「オンリーウォッチ」では、出品した時計が当時約9903万円で落札され、話題となった。
そのレジェピ氏が6月に来日。最新作「RRCC Ⅱ」を発表するとともに、アクリヴィアの日本上陸を宣言した。
「独立して10周年を迎え、今からがアクリヴィアの第二章。そのスタートを日本で迎えられたことは大変な名誉です」
「RRCC Ⅱ」はふたつのバレルと輪列をシンメトリーに構成した新開発キャリバーを搭載。デッドビートセコンドやゼロリセットセコンドなど複雑機構を備えつつ、芸術的な美しさを表現した。すでに生産予定数を大きく上回る注文が殺到している。
「日本は時計に対して情熱的で、規律にも厳格。私の腕時計が持つ精度や品質を認めていただけたのは、大きな期待感の表れだと受け止めています」
Rexhep Rexhepi
1987年コソボ生まれ。12歳でスイスに移り住み、15歳からジュネーブのパテック フィリップ本社の研修生として時計師の道を歩み始める。その後F.P. ジュルヌなどを経て、2012年に独立し、アクリヴィアを設立。ブランド名はギリシャ語の「精度」から名づけた。