シンプルに、肉だけをガツンと喰らいたい時もある。プロの焼き師による焼き肉に、分厚いステーキたち......。肉を語りだしたら止まらない3兄弟、パッショナブルでいるためには、やっぱり“肉”が源。
｢S｣のついた『うしごろ』は、まさにスペシャル！
見城 これは感動しました。こんなに旨くて繊細な焼肉ってなかなかないと。
秋元 西麻布の『うしごろ』？ あそこ旨いですよね。
見城 行った？ 全室個室の。
秋元 あ、違う。僕は本店かな。
見城 僕が行っているのは「S」がついている。5回は行った。
小山 スペシャルなんですね。
見城 何を食べても旨い。まずね、旬の野菜6種っていう小鉢が出てくる。こういう突き出しにもちゃんとした仕事がしてあって最初から印象がよかった。そのあと、赤身と雲丹の入った小さな丼と、炙りの握りが出てきて。これも旨い。
コースの始まりは旬野菜6種から。牛蒡ぼうの利休煮、焼茄子生姜醤油などお惣菜でホッとする。
秋元 炙り握りは『うしごろ』の名物になっていますよね。本店で食べましたよ。
見城 肉は牧場や血統にこだわり厳選しているっていうから。
小山 コースなんですか？
見城 コースのみです。でも、予約の時に、嫌いなもの、食べられないもの言っておくと、全部それに応じてくれて。最初は、秘書たちと6人で行ったから、1万4000円のコースにしたんだけど、この値段で、こんなに旨くていいのかってくらいで、悶絶するよ。サービスも素晴らしいし、すごいと思う。
小山 「S 」っていうから、もっと高いのかと思いました。
見城 焼き物は、黒タンの薄切りがトリュフバターと塩ダレで出て。シンシンが塩で出て、焼きしゃぶになるわけ。それから牛コンソメスープと水キムチで口直しをして、シャトーブリアンのステーキと、シャトーブリアンのミルフィーユ、ザブトンのすき焼きが出る。
『うしごろ』の名物メニュー「炙り握り」はサシの脂の甘みを味わえるよう、レアに近い炙り加減。赤身と毛蟹と雲丹の小丼。口の中で赤身と雲丹がとろける。
小山 わー、美味しそう。もう予約するしか……。自分で焼くんですか？
見城 いやいや、”焼き師” がひとり各個室についてくれて、客の好みの加減で焼いてくれる。
秋元 本店の奥にひとつだけ個室があって、そこはずっと焼いてくれる。
見城 本店にも個室あるんだ。ここはすごく丁寧なサービスだからふたりだと2万円以上のコースにしてほしいとか、4人以上ならどのコースでもOKというシステムを予約の時に説明されます。5部屋しかないからね。
小山 （スマホをいじり）今4名で予約できました。
見城 〆もよかったよ。すだちのそうめんか、スープカレーか、牛だしハマグリの塩ラーメン。
小山 カレーも！
見城 アーティストの人も多いみたいだから、ここは、福山にも薦めたいね。
きめ細かなサシが入った〝ザブトン〞はすき焼きにぴったり。レアの火通しで三つ折りで供される。卵は徳島県産「あわそだち」の濃厚な卵黄のみ。
大判のシャトーブリアンを軽く炙り焼きにして四つ折で。 繊細で柔らかな肉がふんわり重なり合うことで生まれる新たな食感に感動。
薄い衣でサクッと揚げた牛ヒレカツ。トリュフ塩で。※料理は一例。コース ¥14,000~
ウシゴロエス
TEL：03-6419-4129
住所：東京都港区西麻布2-24-14 Barbizon73 B1
営業時間：17:00〜24:00
休み：なし
座席数：32席（全席個室）、個室5室（4〜12名）
