【パテック フィリップ】暗雲を吹き飛ばす ような意欲的新作ウォッチ㉗

新型コロナウイルスにより、新作発表会が中止や延期を余儀なくされたウォッチシーン。一体新作はどうなるのか!? しかし心配ご無用。主要ブランドからは、新作情報が続々と届いている。そんな中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる“活きのいい”モデルを厳選した!

男女兼用で着用できるネイビーブルーのアビエーションウォッチ

パテック フィリップが通算5本目となる2020年の新作、カラトラバ・パイロット・トラベルタイム Ref.7234を先日発表した。

古典的なアビエーションスタイルを現代的に再解釈したカラトラバ・パイロット・トラベルタイムのスタイリングは、200種類以上にも及ぶパテック フィリップの現行コレクションのなかでも異彩を放っている。

'15年、Ref.5524のホワイトゴールドケースが登場して以来、'17年にニューヨークで行われた『ウォッチアート・グランド・エグジビション』のために製作された限定モデルRef.5522Aを含めると、今現在では6本の派生モデルが存在する。

'15年に発表されたRef.5524。'18年にローズゴールドケースも仲間に加わった。  

スタンダードモデルにあたる42mm径のRef.5524は、第2タイムゾーンと6時位置に現地の日付を表示する機構を搭載。スケルトンの時針は出発地、通常の針で現地の時刻を表示する。

さらには、出発地と現地の昼夜表示インジケーター、現地の日付表示を備えている。これらの操作は8時位置と10時位置のプッシュボタンで行う。'18年に初めて発表されたRef.7234は、Ref.5524のデザインやスペックはそのままに、男女兼用で着用できる37.5mm径までサイズダウンしたケースに特徴がある。

小径化とブルーの採用でモダンなスタイルに。ブラウンのストラップも付属する。自動巻き、18KWGケース、径37.5mm。¥5,070,000

今回発表された新作では、ホワイトゴールドケースとブルーの文字盤を合せる提案を披露。これは、Ref.7234では初の試みとなる。

深みのあるブルーを再現するマットな質感の文字盤。  

このほかに、文字盤と同色のレザーストラップを取り入れることで、ステレオタイプなヴィンテージ感とは異なる新鮮な印象を与えている。

このモデル特有の尾錠のデザインも注目に値するポイントのひとつ。  

高級時計の世界でじわじわと小径モデルの提案が浸透しつつある今、一歩も二歩も差がつく1本は、カジュアルな服装で無類の実力を発揮するはずだ。

問い合わせ
パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03-3255-8109

Text=戸叶庸之