2017年バーゼルで新作見本市取材!~リポート編~

 1月に開催された世界的時計見本市、ジュネーブサロンの速報を特集したが、今回は3月後半に行われたバーゼルワールドを「続編」としてお届けする。2017年の時計開発、その最先端モデルたちは、かつてない強い存在感を放っている。

攻めて危機感を打破する動きに期待

 昨年来、厳しさが伝えられるウオッチシーン。しかし、それって本当? と思えるほど、今年のバーゼルは攻めのスタンスを見せるブランドが目立った。

 3月23日から30日までの日程で開催されたバーゼルワールド。1917年に29ブランドで始まった展示会が、記念すべき100周年を迎えた。出展者数、来場者数とも前年比でやや減少するも、世界最大の時計宝飾見本市ならではの活気は相変わらず。昨年まで独立系ハイエンドブランドなどを集めたテントスペース「パレス」が廃止となったが、1月のジュネーブで感じられた危機感は薄く、むしろ次に向かう意欲が強く感じられた。プレステージ感がありながらSSケースでアクセシブルさを高めたモデルやダイバーズウオッチが豊作、また緑がトレンドカラーになっていたことも押さえておきたい。

 攻めることでウオッチシーンを活性化する動きに期待だ。

*本記事の内容は17年4月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)