外交官さながら世界を舞台に働く腕時計5選 【職業別最強腕時計のすすめ④】

多種多様な腕時計の中から、職種ごとに親和性のあるモデルをチョイス。つまりは、そのキャラクターを語るうえでの代名詞となるような特徴を備えた腕時計にフォーカスを当てていく。第4回は、世界中を奔走してミッションに取り組む外交官の場合。


時差に左右されず、即座に時を捉える腕時計

第二時間帯を表示するGMT機能、そして揺るぎないタフネス。時差に左右されず、即座に正確な時を捉える時計こそが、世界を舞台に戦う男の頼れる相棒となる。もちろん、相手に嫌味な印象を与えない”ビジネス然”としたルックスも武器になるだろう。

BALL
エンジニアハイドロカーボン エアロ GMT

自動巻き、SSケース、径42mm。¥340,000(ボール ウォッチ・ジャパン TEL 03-3221-7807)

通常の時分針と任意に設定可能なGMT副時針を、文字盤内週および回転ベセルの24時間マーカーと組み合わせることで、同時に3か国の時刻を表示。ベゼルとGMT副時針には独自の夜光システム「マイクロ・ガスライト」を採用し、シンプルな構造ながら視認性を高めた。7500Gsの耐衝撃性、4800A/mの耐磁性能といったタフネスも、ハードワーカーの腕元にふさわしい。「シビアな環境でこそ機能する時計」をテーマとするブランドらしさが凝縮した1本だ。


BREITLING
アベンジャー Ⅱ GMT マザー オブ パール

自動巻き、SSケース、径43mm。¥470,000(ブライトリング・ジャパン TEL 03-3436-0011)

アベンジャーシリーズは、「プロのための計器」を謳うブランドによるパワフルなハイスペック・パイロットウォッチ。今作は3ヵ国同時の時刻表示が可能なGMT機能をプラスしたモデルだ。しかも、武骨なライダータブ、極厚のドーム型サファイヤクリスタルガラスなど、”らしい”ビジュアルはそのままに、ダイアルにマザー オブ パールを用いて品格を上げた日本限定のスペシャルエディション。世界と戦うジャパンスピリッツを見せつける。


OCEANUS
OCW-G2000RA-1A JF

GPSハイブリッド電波ソーラー、チタンケース、縦51.1mm×横46.1mm。¥215,000(カシオ計算機 お客様相談室 TEL 03-5334-4869)

オシアナスは、カシオが世界に誇る高機能メタルウォッチシリーズだ。こちらはGPS衛生電波と標準電波受信機能、さらにはブルートゥース通信機能で世界中のあらゆる都市での即時時刻修正を実現し、3つのインダイヤル部分のみでソーラー充電が可能。そのうえで、世界2都市の時刻の同時表示が可能。ブラック蒸着を施した奥ゆかしいブルーの表現方法も特筆で、正しく、そして美しいビジネスウォッチを体現している。


PAUL PICOT
メガローター GMT

自動巻き、SSケース、径42mm。¥612,000(一新時計 TEL 03-6854-5802)

「クオーツショック」最中の1976年に、古き良き時計の技術を世に知らしめるべく誕生したポール ピコ。なかでもアイコニックなのが、ビッグサイズのローターにより巻き上げ効率を高めたムーブメント「メガローター」だ。そんな代表的ムーブメントを積んだGMTモデルが今作。端正な佇まいのラウンドケースのなかで、ハーフマット仕上げの東半球が毅然と主張。GMT針が指し示すダイヤル外周の都市名は、視覚的なアクセントにも。


TRUME
Sコレクション エアラインパイロット TR-MB5007 (紺碧)

創業から時計を製造してきたエプソンが展開するトゥルームから今年新たに放たれた”空”の時計がこちら。突き抜ける青空をイメージした「紺碧」と呼ばれるブルーを纏う、GPSセンサーおよび気圧・高度センサー搭載モデルだ。時刻表示はGPSで制御され、ベゼル側面に配された世界の主要25空港のコードとともに現地時刻を即座に確認できる。総じてパイロットの高い信頼性を表現するが、それらは外交官に求められる要素ともいえよう。

Text=増山直樹 Illustration=竹田匡志