【グランドセイコー】いい大人が知るべき超人気時計ブランドの最新カルテ⑥

高級時計とひと口に言っても、哲学や表現される世界観は千差万別。この世にあるメーカーをすべて把握するのは骨だろう。 そこで、高級時計をはじめて手に取るビギナーに向けて、編集部が20ブランドを厳選。 ブランドごとに「仕事で得する」お薦めモデルを厳選し、解説を添えた。 はたしてヤングエグゼクティブの腕元には、どんな時計が似合うのか。 まずは、このカルテから理解を深めて、自分にフィットする1本を選ばれたい。第6回は、グランドセイコー。


世界に向け、独立したグローバルブランドに

昨年、セイコーのハイエンドラインとして愛されていたグランドセイコーが、独立ブランドとしてリローンチ。そこに垣間見えるのは、端的に集約されたセイコー自体の歴史と言ってもいい。

例えば、1967年に完成された「セイコースタイル」と呼ばれる、独自の美学に基づいたデザイン。そして、機械式だけでなく、高精度クオーツやスプリングドライブなどにも代表される精度の追求。

あるいは、セイコーとして達成した高防水性などの技術力。これらが融合するコレクションは、「メイド・イン・ジャパン」の実力を世界に発信するのに十分。

「エレガンス」「ヘリテージ」「スポーツ」の3本柱は、それぞれ未来のエグゼクティブにふさわしい存在感を放っている。

GRAND SEIKO[グランドセイコー]
[創業年] 1881年
[創業者] 服部金太郎
[創業地] 日本/東京
[CEO] 服部真二
[アンバサダー] 天海祐希、大谷翔平など
[トリビア]「忍者向けの手裏剣型腕時計発売」のフェイク広告が昨年話題に。


SBGJ201
グランドセイコーを代表する10振動ムーブメントにGMT機能を付与した「キャリバー9S86」を搭載。日本のビジネスマンが好むと言われるメタルブレス×白ダイヤルという王道の組み合わせは誠実さも滲ませる。雫石工場そばの岩手山を模したパターンがデザインされたダイヤルも魅力。

自動巻き、SSケース、縦46.2×横40mm。¥670,000


SBGH255
国産初となるダイバーズウォッチを生んだセイコーの技術力を、ザラツ研磨による鏡面仕上げがされたシャープなケースに落としこんだ意欲作。ブランドの顔「キャリバー9S85」を搭載し、飽和潜水に対応する600m防水性を保ったプロフェッショナルなスペックも男心をくすぐる。

自動巻き、チタンケース、縦50.8×横46.9mm。¥1,000,000


SBGH213
ブランドを支える3本柱のひとつ「グランドセイコー エレガンス コレクション」に加わるのは、ベーシックな3針モデル。「クラウン」などの往年の名作を思わせるノスタルジックなデザインをモダンに昇華。名前どおりのエレガンスを腕元に獲得できる。「キャリバー9S85」搭載。

自動巻き、SSケース、縦46.9×横39.5mm。¥650,000


SBGM221
ジェットセッターに欠かせないGMTモデルも、「グランドセイコー エレガンス コレクション」からの1本。安定性を向上させた仕様による3日巻きのロングパワーリザーブが特徴的な「キャリバー9S66」を搭載。24時間表示がダイヤル上にすっきりとレイアウトされ、視認性も良好。

自動巻き、SSケース、縦46.9×横39.5mm。¥500,000


問い合わせ
グランドセイコー専用ダイヤル  TEL 0120-302-617


Text=髙村将司 Illustration=ソリマチアキラ Edit=増山直樹