【コスパ最強】週末が待ち遠しくなる腕時計#1 ハミルトン「カーキ フィールド メカ」編

365日着用できる時計は確かに魅力的だが、プライベートな時間に触れ合うためのお気に入りの1本は所有する喜びを大いに満たしてくれる特別な味わいがある。そんな週末の時間を充実させてくれる厳選アイテムを全3回にわたって紹介する。第1回はハミルトンの新しいフラッグシップモデルとして話題の「カーキ フィールド メカ」。


デザイン重視で選ぶ、ミリタリーテイストの機械式時計

復刻時計のブームも相まって、最近見かける機会がグンと増えたミリタリーテイストの腕時計。本格仕様のミリタリーウォッチから選ぶのも悪くはないが、ファッションに落とし込むにはそれなりのセンスが問われてくる。

そこでオススメしたいのが、こちらのハミルトン カーキ フィールド メカだ。2017年にハミルトン 東京 キャットストリートのオープンを記念して先行発売されたこのモデルは、1940年代に制作されたオリジナルモデルの仕様を忠実に再現したマニアをも唸らせる秀作として評判なのだ。人気を集めている4の理由について述べていく。

ハミルトン「カーキ フィールド メカ」。手巻き、SSケース、径38mm、¥58,000

オリジナルの味を再現したマット仕上げの外装

第一にこのシリーズの魅力を語る上で外せないのが、ヴィンテージウォッチのエッセンスを取り入れた"外装"の仕上げにある。

一般的に高級時計の世界では、ケースにポリッシュ仕上げ(あるいはサテン仕上げとのコンビネーション)を施すことで高級感を演出することが多いのだが、こちらのカーキ フィールド メカ 38mmは、マット仕上げにこだわることで独特の雰囲気を醸し出すことに成功している。

文字盤も然りだ。ヴィンテージウォッチさながらのマットな仕上げは、あらゆるジャンルの現行モデルを見渡しても非常にめずらしい。当たり前の話だが、従来のミリタリーウォッチにおいて、過酷なミッションの達成と文字盤の光沢感は無関係であり、機能性という意味でなら求める必要性は一切はない。すなわち、マット仕上げの文字盤とは、古き良き時代のミリタリーウォッチのDNAを受け継ぐこだわりの仕様だと言えるのだ。

小ぶりすぎない38mm径のケースサイズに着目

腕時計をファッションとして嗜むとなるとサイズ感は決して無視できないポイントとなる。

たとえば、スーツを着用する場合、あまりにもケースが分厚いスポーツウォッチだとジャケットやシャツの袖口に被さってしまうことがある。その一方、ヴィンテージウォッチで見受けられる30mm径前後のサイズ感をそのまま踏襲すると、小ぶりすぎてアンバランスに感じられるかもしれない。

これに対し、カーキ フィールド メカは絶妙なサイズ感を提案している。オーセンテックなミリタリーウォッチの雰囲気を損なわず、なおかつ現代のライフスタイルにもフィットする38mmのケース径はまさに黄金比さながらのプロポーション。シンプルなデザインと重なることで幅広い服装とマッチするのだ。

こだわりの手巻き式ムーブメントの魅力

この時計がヴィンテージマニアに評価されている理由はこだわりの外装ばかりではない。秘密はずばり、"手巻き式のムーブメント"にある。

このモデルのオリジナルが登場した1940年代、ミリタリーウォッチのムーブメントはすべて手巻きであった。当時の性能を遥かに上回る、80時間のパワーリザーブなら機能的にも申し分ない。

そして、手巻きはローターがない分だけ薄く収まるため、コンパクトな38mm径のケースが持つ魅力をさらに引き出すことに成功している。

新たに加わったカラーバリエーション

2017年の発表から快進撃を続けるカーキ フィールド メカに、新しいケースとダイヤルカラーが仲間に加わった。服装や気分によって付け替えられるように数本押さえるのも大いにアリだ。

ホワイトの文字盤は鉄板と呼ぶにふさわしい仕上がりだ。ストラップの選択次第で印象は大きく変わる。同じく新色のグリーンの文字盤はケースにアースカラーのPVD加工を施すことでよりファッションのテイストを高めた注目作。なお、ブラックの文字盤には、新たにレザーストラップのモデルが追加されたことも付け加えておこう。


問い合わせ
ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン TEL:03-6254-7371

Text=戸叶庸之