不動産業界を牽引する北見尚之氏による成功マインドと腕時計の関係性

成功を手にする男は皆、自分を鼓舞させるためとっておきの腕時計を持っている。達成の暁に、または自らを奮い立たせるために、手に入れた1本を見れば、男たちの成功マインドが見えてくる! 日本の不動産業界を牽引するリスト/リストサザビーズインターナショナルリアルティ代表取締役の北見尚之氏が選んだ1本とは?

品格と個性が同居した腕時計で成功を摑む

「腕時計に限らず、地位に合わせたファッションを心がけるべきです」と、リスト代表取締役の北見尚之氏。1991年、横浜を拠点に従業員3名でスタートした不動産会社リストは、不動産仲介のみならず、都市開発など不動産事業全般を手がけ、成功を収めてきた。2010年にはオークションハウスとして名高い「サザビーズ」不動産部門の日本での営業権を獲得。現在は国内とハワイで「リスト サザビーズ」のブランド名で事業を展開している。

「伝統あるサザビーズの名を汚すわけにはいきません。ですから、腕時計を選ぶ時には『サザビーズのオークションに出品されても恥ずかしくないものを』という基準を設けています。仕事柄、海外の名士や富裕層の方々にお会いする機会も多い。自分の直感で選んでいますが、結果的に身につける腕時計はロレックス、ブルガリ、フランク ミュラーなど、世界に名の通ったブランドが中心ですね」

そんなコレクションに15年春、リシャール・ミルの「RM 35-01ラファエル・ナダル」が加わった。プロテニスプレーヤーのナダルに刺激を受け開発されたモデルで、大胆なスケルトン仕様と約4gという超軽量のムーブメントは、ナダルの個性的かつスピード感あるプレイを連想させる。

「昔からずっとサーフィンを続けていて、最近はトライアスロンも始めました。スポーツ好きにとって、この軽さとデザインは大きな魅力です。雑誌で紹介されているのを見て、ひと目ぼれ。迷わずに購入を決めました」

スーツに合うよう、ベルトはレザーに交換。リシャール・ミルの革新的遊び心と気品が同居した"北見モデル"になった。

「時計を購入するのは、2~3年に一度。仕事に目処がついたり、新規事業を始めたりするタイミングが多いですね。14年、当社はリスト本体とは別に販売会社を新設し、アジア事業の拡大に乗り出しています。次の時計の購入は、この事業を成功に導いた暁としたいです(笑)」


KITAMI'S CHOICE IS RICHARD MILLE


RM 35-01 ラファエル・ナダル 

 波状のダマスカス模様が美しいNTPTカーボンを採用したケースが特徴で、ムーブメントはわずか4gと超軽量。それでいて、高い耐衝撃性能を備えている。「腕時計はタフじゃないとね。出張が多く、1カ月のうち10日は海外に滞在。どんな環境でも、正確に時を刻んでくれる"強さ"が魅力です」


HISASHI KITAMI 1965年神奈川県生まれ。専門学校在学時にある大手企業の社長と知り合い、支店の開発を任される。その過程で不動産業界に関わり、1991年、25歳でリストを設立。国内、海外を舞台に特色のある不動産事業を展開。


Text=川岸 徹、今井 恵 Photograph=西川節子、吉場正和

*本記事の内容は15年6月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)