【ヴァシュロン・コンスタンタン】ブランド初となる自動巻きトゥールビヨンが発売!

これ見よがしのデザインでインパクト勝負をしないのが老舗の矜持。 しかし、1956年発表の名作モデルから着想を得た「フィフティーシックス」のディテールは、歴史的威厳に満ちている。


時代に応じた進化

復刻モデルが人気なのは、歴史を超えて受け継がれるデザインが永遠の価値を生みだすから。しかし「フィフティーシックス」は時代に合わせたアップデイトにも力を入れる。バトン針や風防ガラスは古典的だが、シャープなケースは現代的。さらに、ブランド初となる自動巻きトゥールビヨンも新登場した。何事も伝統に固執してしまうと時代遅れになってしまう。男にはトレンドを読み解く力が求められるし、それが"センスの見せ処"となる。

新作のトゥールビヨンモデルは、ウォッチメイキングの新たな可能性を感じさせる意欲作だ。ムーブメントの周囲を自動巻きローターが回転するペリフェラル(環状)ローターを採用したことで、ケース厚を10.9mmに抑えた。さらに宙に浮かぶようなトゥールビヨンの様子を、表からも裏からも堪能できるようなデザインに。ブティック限定モデルだ。

自動巻き、18KPGケース、径41mm。時価[2019年4 月発売予定]


派手さはないが、雄弁に語る由緒あるディテール



"ONE OF NOT MANY"という精神

最高峰ブランドに位置しながら、洗練された個性も維持する。自己改革を続ける姿勢が"ONE OF NOT MANY(=少数精鋭の一員)"という新しいコンセプトを生みだした。

そして、その"ONE OF NOT MANY”を表現する新たな試みが話題となっている。革新と創造に満ちたミュージシャン、写真家、デザイナーといった才能溢れるアーティストを広告キャンペーンに起用。

加えて、新作「フィフティーシックス」の世界発表の場所もユニークで、1931年以来、精密な音響や革新的なサウンドづくりを使命としてきた「アビーロード・スタジオ」で行われた。

新フェーズへの突入、今後の動向も愉しみである。

上:ビートルズやピンクフロイド、レディオヘッドなど、名立たるア ーティストが名曲を生みだした伝説的スタジオ「アビーロード・スタ ジオ」。右下:フランスのデザイナー、オラ・イト。2011年にフランスで芸 術文化勲章を授与。中央下:冒険家として活躍し、写真を通してストーリー を語るコーリー・リチャーズ。左下:さまざまな楽器演奏をこなす名人、 現代詩人、抜群のボーカリストとして地位を確立する個性的アーティ スト、ベンジャミン・クレメンタイン。


問い合わせ
ヴァシュロン・コンスタンタン TEL 0120-63-1755

Text=篠田哲生