【H.モーザー】暗雲を吹き飛ばすような意欲的新作ウォッチ⑲

新型コロナウイルスにより、新作発表会が中止や延期を余儀なくされたウォッチシーン。一体新作はどうなるのか!? しかし心配ご無用。主要ブランドからは、新作情報が続々と届いている。そんな中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる“活きのいい”モデルを厳選した!

独創性を極めたH.モーザーの腕時計

1828年に設立されたH.モーザーは、スイスのドイツ語圏最大の時計産業の街であるシャフハウゼンに拠点を構え、ミニマリズムの思想「Less is More(少ないことは、豊かなこと)」を体現する独創的な時計を手掛ける稀有なブランドだ。

その極みである「コンセプト」デザインは、ロゴやインデックスを一切排除しつつも、"フュメ"ダイヤルと呼ばれる美しいグラデーションを堪能できる文字盤などによって、ひと目でそれと分かるスタイリングを完成させている。

好例として挙がるのが、スマートウォッチへのアンチテーゼとして時計業界を驚かせた「スイス・アルプ・ウォッチ」であり、そこには同社の自由な発想が息づいている。

 特別なサインがなくとも、強烈なメッセージが伝わるH.モーザーの傑作「スイス・アルプ・ウォッチ」。  

国立国際医療研究センターへの支援に向け、日本限定モデルのプロトタイプを発売!

日本とも馴染み深い同ブランドは、新型コロナウィルス感染症の治療研究を行う国立国際医療研究センターを支援するため、この度8月1日からNX ONE 銀座にて、日本限定モデル『エンデバー・センターセコンド コンセプト ブルーホライズン』のプロトタイプ(非売品)を発売。売上の一部は国立国際医療研究センターへ寄付される。

深いブルーカラーに思いを込めた日本限定モデル。こちらの個体は、そのプロトタイプにあたる。自動巻き、18KWGケース、径40mm。¥2,950,000  

「ブルーホライズン」と命名されたブルーを採用した限定モデルは、ブランドの十八番である“フュメ”ダイヤルと無駄が一切ないケースフォルムの融合から、H.モーザー独自のラグジュアリー感を創出。既存のドレスウォッチ一線を隠す雰囲気は生命力に溢れている。

なお、こちらのプロトタイプは、H.モーザー社CEOエドゥアルド・メイラン氏から、医療機関や介護施設、福祉施設で勤務する医療従事者や介護従事者に対する感謝の気持ちをしたためた手紙が付属する。

新型コロナウイルス収束への想いが込められた特別な1本には、世界に二つとない価値がある。

問い合わせ
NX ONE 銀座 TEL 03-3573-7277

Text=戸叶庸之