生き様が表れる「定番ウオッチ」

 いつも身の回りにあるもの。そして、肌身離さず持ち歩くもの。身近にある存在こそ、スペシャルな物であってほしい。上質な素材、クラフツマンシップが伝わる真摯なつくりの定番は使い手に、満ち足りた心地よさをもたらしてくれるのだから。

STANDARD WATCH

左からFRANCK MULLERのクロノグラフウオッチ、HUBLOTのクロノグラフウオッチ、BLANCPAINのダイバーズウオッチ、RICHARD MILLEのスケルトンウオッチ

FRANCK MULLER/クロノグラフウオッチ
迫力あるデザインと美しいフォルムを特徴とする、日本限定のヴァンガード クロノグラフ。マットな質感のケースと艶やかなピンクゴールドのコントラストや、浮き彫りにされたアラビア数字のインデックスが、独創的な魅力を放つ。自動巻き、ブラックPVDチタンケース×18Kピンクゴールド、53.7×44mm。¥2,050,000(フランク ミュラー/フランク ミュラー ウォッチランド東京 TEL:03-3549-1949)

HUBLOT/クロノグラフウオッチ
330個のパーツを手作業で組み上げる自社ムーブメントは、ウブロの時計の核となる存在。それをブラックセラミックで包み、ベゼルに自社開発のマジックゴールドをあしらったものが、ビッグ・バン ウニコ マジックゴールド。大人の腕元にふさわしい存在感を醸し出す。自動巻き、ブラックセラミックケース、45mm。¥2,560,000(ウブロ/LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン TEL:03-3263-9566)

BLANCPAIN/ダイバーズウオッチ
1953年の登場以来、ダイバーズウオッチとして揺るぎない地位を確立したフィフティ ファゾムス。その定番モデルを身につけるということは、時計の歴史の理解者であり、ダイバーズウオッチへの限界へと挑む、ブランパンの姿勢に共鳴するスピリットの持ち主であることを意味するのだ。自動巻き、SSケース、45mm。¥1,430,000(ブランパン/ブランパン ブティック銀座 TEL:03-6254-7233)

RICHARD MILLE/スケルトンウオッチ
4時位置にオーバーサイズデイトをあしらったリシャール・ミル定番人気のRM 029は、ほどよいボリューム感でコーディネートしやすいのが魅力。その日本限定モデルは赤を差し色に、ベゼルとケースバックにブラックセラミックスを採用し、シックさと華やかさを両立させている。自動巻き、チタンケース、48×39.7mm。¥10,500,000(リシャール・ミル/リシャールミルジャパン TEL:03-5807-8162)

不変的な美しさや品格が宿る腕時計の数々

左からPATEK PHILIPPEのリストウオッチ、BREGUETのパワーリザーブリストウオッチ、AUDEMARS PIGUETのクロノグラフウオッチ

PATEK PHILIPPE/リストウオッチ
ドレスウオッチとしてスペシャルな存在感を放つのが、カラトラバだ。2012年に発表された本作は、ジュネーブのパテック フィリップ・ミュージアムが所蔵する1950年代のヴィンテージ・モデルにインスパイアされた1本。クラシカルな雰囲気をもたらす短めのラグや、細めのストラップなどのディテールが、この時計が持つ不変的な美しさを際立たせている。手巻き、ローズゴールドケース、38mm。¥2,810,000(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03-3255-8109)

BREGUET/パワーリザーブリストウオッチ
手彫りのクル・ド・パリ模様のギヨシェとブルースチールのブレゲ針の組み合わせは、オーセンティックな時計としての美しさを感じさせるデザイン。そこに2013年に登場したステンレススチール素材を主ゼンマイとする、ハイエナジー香箱を使ったムーブメントを採用したのがクラシック5277である。クラシカルな美意識と特許を取得した先進の技術を集結させた結果、パワーリザーブは96時間へと飛躍した。手巻き、18Kホワイトゴールドケース、38mm。¥2,110,000(ブレゲ/ブレゲ ブティック銀座 TEL:03-6254-7211)

AUDEMARS PIGUET/クロノグラフウオッチ
1970年代初期のジェラルド・ジェンタのオリジナルデザインをさらにエネルギッシュにリファイン。金無垢のケースとグランド・タペストリー模様のシルバーカラーのフェイスは春夏らしいフレッシュかつ優雅なイメージを演出。サテン仕上げのフロントはゴールドの存在感を強くアピールし、ケースサイドは鏡面磨きによって鋭い印象に。この変化の有り方こそが、この時計がスペシャルである証しといえる。自動巻き、18Kイエローゴールドケース、41mm。¥5,650,000(オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン TEL:03-6830-0000)

Direction=島田 明 Text=いとうゆうじ Photograph=隈田一郎 Styling=久保コウヘイ

*本記事の内容は16年3月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)