満を持して日本に本格上陸!ロレックスの兄弟ブランド「チューダー」の魅力とは?

あの「ロレックス」のファミリーブランド、それゆえにクオリティも折り紙つき、さらにかなりファッショナブルと聞けば、注目されないわけがない。今最も話題を集める「チューダー」の魅力に迫る!


堅牢で精密、そして先進的。英国名家の名を冠したスイスの老舗時計ブランド

「チューダー」が遂に時計ファン待望の日本上陸を果たした。すでに海外では圧倒的な人気と信頼を得ていたものの、日本ではここ30年以上正規販売がなかったが、時計好きなら誰もが知っているブランドとして注目を集めてきた。晴れて日本上陸となった「チューダー」の歴史を紐解いてみよう。

「ロレックス」および「チューダー」の創立者であるハンス・ウイルスドルフ。

「ロレックス」の創立者ハンス・ウイルスドルフによって「チューダー」が商標登録されたのは1926年のこと。その名は15世紀後半から17世紀初頭まで英国を統治したチューダー王朝にちなむ。

「『ロレックス』の技術と信頼をもって、確固たる品質と先駆性を備えた腕時計を創りたい」というハンス・ウイルスドルフの想いを具現化し「ロレックス」の技術を提供された「チューダー」は、瞬く間に人気ブランドの仲間入りを果たした。

「ロレックス」は数々の冒険家が過酷な状況で使用したという実績によって、その比類ない堅牢性を証明したが、「チューダー」もまた高い信頼性を示すエピソードに事欠かない。

'55年には、「モト モナコ 29時間耐久二輪車レース」に出場したライダーが「チューダー オイスター プリンス」を着用して見事に完走、振動や雨などの過酷な状況下でも精度を保ち続けたことをアピールした広告も製作された。

1955年の「モト モナコ 29時間耐久二輪車レース」で「チューダー」を装着するライダー。

高いスペックを要求する軍との結びつきも強く、1950年代以降には「チューダー」にダイバーズウォッチがアメリカ海軍に公式に採用される。フランス海軍には、リュウズを9時位置に配置したレフトハンドモデルの開発を行ったことからも「チューダー」がいかに信頼されていたかをうかがい知ることができる。'52年には、イギリス海軍が編成した北グリーンランド探検隊員のために「チューダー オイスター プリンス」が選ばれ、タフな実力を世界に知らしめた。

近年の「チューダー」は、高い実用性を備えながらも、新しい価値を生みだし続けている。2009年には当時高級腕時計では考えられなかったファブリックストラップを採用し、時計業界を驚かせた。加えてスタイリッシュなエイジドレザーストラップもラインナップされ、ファッションアイテムとしての魅力も手に入れる。

さらにレディー・ガガやデイヴィッド・ベッカム、ラグビーのニュージーランド代表「オールブラックス」をアンバサダーに迎え、カルチュアルかつスポーティーなイメージをアピール、時計好き以外のファンを獲得することにも成功した。

一方、'15年にはCOSCによるスイス公認クロノメーター認定を取得した完全自社開発・製造のマニュファクチュールムーブメントを発表し、ウォッチマニアをも唸らせるなど、時計としての技術革新にも余念がない。

高精度、堅牢性といったブランドの伝統的な価値観を守り続けながらトレンド感を巧みに取り入れた「チューダー」は、実用性も見た目も重視する30代の働く男性にもぴったりのニューカマーだ。

来年日本で開催されるラグビーワールドカップでオフィシャルタイムキーパーを務めることから、国内の認知度も飛躍的に伸びることは必須、先物買いをするなら今しかない!

右:「ブラックベイ GMT」自動巻き、SSケース、径41mm。¥380,000 / 左:「ブラックベイ クロノ」自動巻き、SSケース、径41mm。¥465,000


問い合わせ
日本ロレックス:TEL 03-3216-5671

Edit & Text=木原宏幸 Photograph=村本祥一(BYTHEWAY PHOTOGRAPHY)