2017年腕時計デザインの新潮流~ジャパンウオッチ編~

 日本の時計といえば、まずは精度と機能性に注目が集まる。しかし近年は、光発電や電波受信などの技術が進化することによって生じた余力を、ケースの磨きやダイヤルの質感など、デザインの向上に振り分けるようになってきた。実用性はしっかりと充実させ、さらに所有する喜びを掻き立てるデザインを武器に、ジャパンウオッチは世界と戦っている。

SEIKO
セイコー アストロン エグゼクティブライン
8Xシリーズ デュアルタイム

 GPS衛星が発信する電波をキャッチして、正確な現在地時刻へと針修正を行う世界基準の高精度ウオッチから、小型ビジネスジェット「Honda Jet」とのコラボレーションモデルが登場。24時間計の針は飛行機の形。世界限定2000本。クオーツ、Tiケース、径46.1mm。¥280,000(セイコーウオッチ お客様相談室 フリーダイヤル:0120-061-012)


CITIZEN
ザ・シチズン エコ・ドライブ 和紙文字盤モデル

 手漉(す)きの土佐和紙をダイヤル素材として使用。これは省エネ回路のおかげで、ダイヤルの質感を高めても十分な光発電量を確保できるようになったから実現した。年差±5秒という驚異的な高精度ムーブメントを採用。クオーツ、スーパーチタニウムケース、径37.5mm。¥330,000(シチズンお客様時計相談室 フリーダイヤル:0120-78-4807)


CASIO
G-SHOCK グラビティマスター GPW-2000-1A2JF

GPS電波と標準電波に対する技術がさらに進化。Bluetooth対応で正しい時刻を取得する専用アプリと連動し、ワールドタイム設定やフライトログ機能などが使える。しかも耐衝撃、耐振動、耐遠心重力にも耐えうる最強のタフ仕様だ。クオーツ、樹脂×SSケース、径57.1mm。¥100,000(カシオ計算機 お客様相談室 TEL:03-5334-4869)
Text=篠田哲生 Photograph=藤本憲一郎(A.K.A)

*本記事の内容は17年6月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)