速報!【グランドセイコー】日本が誇る“現代の名工”ここにあり。優美で精緻な新デザインとは?  PART1

世界最大規模の時計見本市であるバーゼルワールド2018が22日、スイス・バーゼルで幕を開けた。1960年の誕生以来、高い次元で腕時計の進歩を重ねてきたグランドセイコーは’98年に開発された「キャリバー9S 」の20周年を記念した新デザインモデルを発表。ゲーテでは、その大注目の新作をいち早く公開する。PART1はプラチナ製モデルの限定品。

圧倒的な技術力で生まれた、ふたつの特徴をもったデザイン

世界でたった20本。しかも、国内では3店舗でしか手に入れることができない貴重な特別限定プラチナモデルの全貌が明らかになった。

そのデザインの特徴を言葉で表現するならば「優美」かつ「精緻」である。

特筆すべきは、ケースとストラップをつなぐ部分である“かん”の先端ギリギリまで描く美しき弧だろう。これまでのモデルよりも曲面がなだらかになり、その外装のフォルムは、まさに「優美」である。

そして、そのデザイン性をさらに高めているのが、グランドセイコーが世界に誇る高度な研磨技術である。“ザラツ研磨”と呼ばれる特殊な技法を用い、曲面に歪みのない鏡面を仕上げ、“かん”の上面に見事な鋭角三角形を作り上げた。その凛としたデザインは、まさに「精緻」である。

また、文字盤に目を凝らしてみると複数の文字が見える。ブランドロゴの『G』『S』、そして初の10振動モデルを開発した第二精工舎(現:セイコーインスツル)の『S』マーク。その3種類が幾何学模様のように放射状にあしらわれており、ここにも「優美」と「精緻」なデザインが垣間見えるのである。

今から20年前の1998年。一度は途絶えた機械式グランドセイコーを復活させたいというブランドの熱意により完成したのが初代「キャリバー9S」搭載モデル。その際にもデザインを手がけていたのが、4年前に時計デザイナーとして初めて“現代の名工”(厚生労働大臣が1年に一度選定)に選ばれた小杉修弘氏である。

小杉氏は、今回の新作モデルのデザインについて、こう語る。

「先進加工技術と職人技能の融合こそが、伝統と進化というグランドセイコーならではの日本のモノ作りの思想が込められています。今回のモデルに関しては、職人の技術力をデザインでいかに表現するかに挑戦しました。日本の時計産業は職人の技能を機械加工に置き換えていく事で発展してきましたが、その反面、職人と呼ばれる方達が少なくなってきています。しかし、高度なハンドフィニッシュにこだわりながら、いかに時計に人の温かみを加えていくかがこれからの時計に大切なことだと思います。研磨前の高精度な加工技術があって、これまで以上に難しい手作業に挑戦することが可能になりました」

もちろん、デザイン性だけでなく、高精度なムーブメントにも注目だ。約半世紀前の1969年に発表され、日差±2秒を実現した「V.F.A.」モデルへのオマージュを捧げ、平均日差+3秒~-1秒を10振動ムーブメントであるメカニカルハイビート36000 キャリバーで実現。V.F.A.とは「Very Fine Adjusted」の頭文字をとったセイコー独自の略称であり、今回の新作では文字盤の6時位置に「VFA」の文字を表記している。

かつてのV.F.A.

ここで紹介したプラチナ製新作モデルが販売されるのは、日本国内では3店舗のみ。一度手にすれば、生涯において「優美」かつ「精緻」であり続けるスペシャルな腕時計。その存在感は、次世代へと受け継がれ、永遠のものとなるだろう。

SBGH265

自動巻き、Pt950ケース、径39.5mm、¥5,500,000、3月24日発売
シースルーバックから覗く回転錘には、18Kイエローゴールド製の獅子と紋章と「Very Fine Adjusted」の表記をあしらう。
ケースサイドのなだらかなカーブの中で、さらに厳密な鏡面とヘアラインの仕上げ分けを実現。
数量限定モデルならではの特別なダイヤルパターンと、6時位置には「VFA」の文字。


時計の詳細は、こちらから(グランドセイコー限定モデル特設サイト)

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Text=ゲーテWEB編集部