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2022.8.12

G-SHOCK初代モデルの意志を受け継ぐ、
フルメタルの実力派ウォッチ

【CASIO】

2022年8月12日に発売された、G-SHOCKのフルメタルシリーズの新作「GM-B2100」。「GMW-B5000」から受け継がれた“フルメタル耐衝撃構造”というシステムの下、樹脂からメタルに素材を変えることで、オクタゴンベゼルを持つデジタル・アナログコンビネーションモデル「GA-2100」はどのような進化を遂げたのか。その全貌に迫る。

超人気モデル「GA-2100」が待望の
フルメタル化

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ついに登場した「GA-2100」のフルメタルバージョン。Bluetooth搭載タフソーラー、CASIO WATCHES(スマートフォンアプリ)、暗所での視認性を確保するスーパーイルミネーターなどの機能が満載。クオーツ(タフソーラー)、SSケース、縦49.8×横44.4mm。¥71,500

究極のタフネスを求めて、いっさいの無駄を省くという発想から1983年に誕生したG-SHOCKの初号機「DW-5000C」。それから数年後の1989年、揺るぎないコンセプトはそのままに、G-SHOCK初のアナログモデルとして登場した「AW-500」。

この2モデルのコンセプトを受け継ぎ、最先端テクノロジーを導入することで生まれたのが、デジタル・アナログコンビネーションモデル「GA-2100」だ。2019年のデビュー以来、アイコニックなオクタゴンベゼル、薄型化及び小径化を徹底追求した独自のスタイルは、一部のファンの間で熱狂を生んだ。加えて、タウンユースで真価を発揮する洗練されたデザインが支持されていることが、コンスタントに売れ続けている理由に挙げられる。

こうして幅広い層から人気を獲得し、わずか数年でG-SHOCKの新定番と化した「GA-2100」のフルメタルバージョン、「GM-B2100」が先日発表された。これまで登場したフルメタルシリーズと同様、衝撃のデビューは早くもラバーたちをざわつかせているようだ。

フルメタルシリーズにおける
最薄記録を更新!

G-SHOCKにおける既存モデルのフルメタル化、つまり樹脂からメタルへと素材を変更する過程において、開発チームはあらゆる課題点を克服しつつ、常に進化を目指してきた。この点は「GM-B2100」もいっさい変わらない。

初めに触れておきたいのが、ステンレス製のベゼルとケースの間にファインレジン製の緩衝パーツを実装することでモジュールを衝撃からガードする、フルメタルシリーズの「GMW-B5000」から受け継がれた“フルメタル耐衝撃構造”だ。

“フルメタル耐衝撃構造”を実装するうえで不可欠なのが、クオリティにこだわった外装加工技術に他ならない。メタルの質感を最大限に引きだし、なおかつG-SHOCKらしい耐久性を備えるという2つの条件をクリアすることは並たいていのハードルではない。具体的なポイントについて述べていこう。

鍛造・切削・研磨を繰り返しながら成形するステンレススチール製のベゼルケースは、ヘアラインとミラーの異なる仕上げを施すことで質感を高めながら、ベゼル部分に文字を刻んでいる。内部に収められた薄型モジュール(Bluetooth搭載タフソーラー)によって、ケース厚はフルメタルシリーズでは最薄となる12.8mmまで抑えた。ちなみにケースバックの仕様は、ステンレスの裏蓋を用いたねじこみ式のスクリューバックを採用している。

2枚で構成された文字盤は、インダイヤルと液晶部分で異なるふたつの仕上げを用いた。インダイヤルリングには微細な挽き目と蒸着を施し、レーザー溶接で盤面に固定。さらには、山形カシオの精密金型技術によって、複数形状の成形と緻密な表面加工を行った。インデックスや小針にも蒸着を施すことで、ベゼルケースとのトーンを統一するなど、きめ細かな感性が隅々まで行き届いている。

重要なパーツである、メタルバンドについても触れておきたい。こちらも「GMW-B5000」の設計を踏襲しており、ケースのラグ部を3本の足で支えることで、“フルメタル耐衝撃構造”ならではの強度を実現している。デザインについては、ディンプル形状のステンレス製のバンドピースを製作し、G-SHOCKの初号機「DW-5000C」が持つデザインに限りなく近づけている。樹脂モデルと比較すると、そのこだわりがよくわかるはずだ。さらには、通常のメタルバンドよりバンドピースの縦幅を狭くすることで可動部分を増やし、フィット感を向上させた。

こうして完成にいたった「GM-B2100」は、シルバーカラーに加え、オールブラックIPとローズゴールドIPのモデルを用意。「GA-2100」から引き継がれたデザインも相まって、ファッションとの親和性も申し分ない。

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TEXT=戸叶庸之
PHOTOGRAPH=高橋敬大
STYLING=仲唐英俊