自分だけのオリジナルのウイスキーを作る! CHIVAS THE BLENDを体験

「シーバスリーガル」と「ゲーテ」がコラボした2日間のスペシャルイベント、「CHIVAS Business Seminar Supported by GOETHE」が、去る12月に六本木のメルセデス ミー東京にて開催された。自分だけのブレンデッドウイスキーを作りあげる、そんなスペシャルなイベントをレポートする。

個性豊かなウイスキー5種を自由にブレンド

シーバスリーガルの起源は、1801年にシーバス・ブラザーズ社の前身となる高級料品店が、スコットランド北東部のアバディーンで開業したことから始まる。1840年代には、原料や製法が違う原酒、シングルモルトウイスキーとグレーンウイスキーをひとつの樽で貯蔵する新しいブレンディング技術を確立。それ以来、世界中で愛飲されているシーバスリーガルは、ブレンデッドスコッチウイスキーの先駆者として、アート・オブ・ブレンディングを実践し続けているのだ。

今回開催されたイベントでは、さまざまな種類のウイスキーを使ってブレンディング体験ができる。用意されたのは、「フローラル」、「クリーミー」、「シトラス」、「スモーキー」、「フルーティ」という個性的な5種のフレーバー。各ウイスキーの特徴は以下のとおり。

フローラル・・・・・・スウィートで、デリケートな味わい。ブレンドの基本となるウイスキー。
クリーミー・・・・・・キャラメル、ベルベットのような滑らかさ、ラグジュアリーな舌触り。
シトラス・・・・・・オレンジ、パイナップルといった甘い柑橘系の味わい。
スモーキー・・・・・・薬の凝縮されたかのような、強いピートが香る味わい。
フルーティ・・・・・・りんごやピーチが香る味わい。

それぞれの芳醇なアロマを堪能しつつ、テイスティング。ここで、自分好みのフレーバーを見つけていく。一通り確認を終えたら、次は水を少量加えたウイスキーをテイスティングする。水を加えると、フレーバーがぱっと花開いたかのような瑞々しい味わいに変化するのだ。

スポイトで微調整しながら、好みのウイスキーを作り上げていく。テイスティング時は、水を飲んでリセットしながら行う。

それぞれのウイスキーを確認した後、いよいよブレンドにうつる。今回は5種類すべてを使い、合計100mlのブレンデッドウイスキーを作り上げていく。注意点は、香りが強すぎる「スモーキー」のウイスキーは入れすぎないこと。5ml~10ml程度に留めるのがベストだ。そして、テイスティング時に気に入ったフレーバーの割合は多めにしブレンドするなど分量を調節して完成。

出来上がった、自分だけのブレンデッドウイスキーを試飲。

シーバスリーガルのブレンディングは200年前より始まった

1800年代中盤、当時のシングルモルトウイスキーの味は荒っぽく、飲みやすいものではなかった。より飲みやすいウイスキーを多くの人に届けようと追求し完成したのが、ブレンデッドウイスキーのシーバスリーガルだったのだ。1800年頃に誕生して以降、シーバスリーガルは12年、18年、25年、そしてミズナラなど、ブレンドの技術で時代や人々の味覚に合わせ、さまざまな種類のウイスキーが誕生。世界中に愛される存在となった。

シーバスリーガルのブランドアンバサダーを勤めるトモス・ブルックス氏。

シーバスリーガルの理念である、”アート・オブ・ブレンディング”について、ペルノ・リカール・ジャパン シーバスリーガルブランドアンバサダー、トモス・ブルックス氏はこう語る。

「人々のライフスタイルや味覚、国籍、性別などあらゆるものをイメージし、シングルモルトから数千のウイスキーを作り出してきました。200年前に比べ、人々の働き方も生活も劇的に変わりましたが、ブレンドの技術があったからこそ、人々の口に合うウイスキーが造れたのです」

無限の可能性を秘めたブレンデッドウイスキー、シーバスリーガル。伝統を守りながらも努力を怠らないその真摯な姿勢こそが、どんなに時代が移り変わっても人々を魅了し続ける所以なのだろう。

左から、シーバスリーガル 18年、シーバスリーガル ミズナラ 12年、シーバスリーガル 12年。

Text=杉山 悠(ゲーテWEB編集部) Photograph=太田隆生