出世麺で有名な「ザ・キャピトルホテル 東急」の名物、排骨麺には別バーションがあった!

ザ・キャピトルホテル 東急の名物料理といえば、オールデイダイニング『ORIGAMI』の排骨拉麺(パーコーメン)。昔から政財界の錚々たる顔ぶれが、この品を好んで食べているのは有名な話。しかし、ザ・キャピトルホテル 東急には、じつはもうひとつ、排骨麺があるのを知っているか?


知る人ぞ知るもうひとつの排骨麺

「腹が減っては戦はできぬ」という言葉があるように、午後に大事なプレゼンや商談を控えている場合“験担ぎ”的な意味合いも含めてランチの店を選んでいる人も多いかと思う。

忙しい時間の合間を縫って、パッと立ち寄ることができるのが大前提だが、気持ちが引き締まるような空間や行き届いたサービスなど、付加価値を求めるビジネスパーソンは日常的にホテルランチを活用しているという。

都内のラグジュアリーホテルのなかでも、日枝神社のお膝元・山王の高台に佇むザ・キャピトルホテル 東急は、とにかく気がいいことで有名。清々しい空気が通うエントランス、館内の至るところに和の趣が息づいており、訪れるゲストの心を癒す。

オールデイダイニング『ORIGAMI』をはじめ、日本料理の『水簾』、中国料理の『星ヶ岡』といったレストランを擁しているが、界隈で働くビジネスパーソンはもちろん、政財界にも多くのファンを持つ名物料理といえば『ORIGAMI』の排骨拉麺。

排骨麺とは、衣をつけて揚げた分厚い豚バラ肉をのせた麺料理のことで、ボリューミィな見た目に反して、あっさりとした味わい。『ORIGAMI』特製の排骨拉麺は、国産豚ロース肉を使用。香ばしさを出すために二度揚げした豚肉と豚骨と鶏ガラから取る上品なスープのマッチングが絶妙で、初めて食した人にも、どこか懐かしさを感じさせる優しい味わいが特長だ。永田町に近いという場所柄、歴代の総理大臣がこれを目当てにこぞって通ったため、“出世麺”と呼ぶ人もいるのだとか。

確かに、食べるほどにパワーがつきそうな排骨や胃袋をじんわりと温めるスープは折り紙つきの美味しさだが、じつはこのホテルにはもうひとつ、別バージョンの排骨拉麺が存在することをご存知だろうか?

その知る人ぞ知る排骨麺が食べられるのが、中国料理の『星ヶ岡』。北大路魯山人が、かつてこの場所で『星岡茶寮』という名の会員制美食倶楽部を開いていたことに由来。現在は、伝統的な中国料理をベースにしたモダンチャイニーズを供するレストランへと生まれ変わった。その『星ヶ岡』オリジナルメニューとして人気を集めているのが、カレー風味のパーコーメンだ。

パーコーメン(星ヶ岡スタイル)¥2,650

麺はストレートの中太卵麺。たっぷりの香味野菜を煮込んだ醤油ダレをベースに鶏ガラと豚骨でとったスープを合わせて仕上げた。そのスープはお疲れ気味の体もほっこりと癒すマイルドな味わいだ。カレー粉とオイスターソースにひと晩漬けてから衣をつけてカラッと揚げた豚肉のジューシィなこと。口のなかでスパイスの香りが鮮烈に広がり、もうひと口、あとひと口と箸がすすむ。

『ORIGAMI』の排骨拉麺は、麺のコシが強く、スープは生姜の風味もしっかり。あっさりとした上品な味わいは共通しているが『星ヶ岡』のパーコーメンは、鼻を抜けるスパイス香が爽やかで、食べるほどにあとを引く。甲乙つけがたいとはまさにこのこと。好みやその日の気分で食べ比べてみるのも楽しいはずだ。

味、ボリュームともに、ここぞのときのパワーランチにうってつけ。ホテル自慢の排骨麺で“勝運”を高めてみてはいかがだろうか。


ザ・キャピトルホテル 東急 2F 中国料理「星ヶ岡」
住所:東京都千代田区永田町2‐10‐3
TEL:03・3503・0871(直通)
営業時間:11:30~15:00、17:30~22:00(土・日曜、祝日17:00~)
https://www.tokyuhotels.co.jp/capitol-h/restaurant/hoshigaoka/index.html

Text=小寺慶子 Photograph=上田佳代子


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