資格保持者は世界でわずか369人。マスター・オブ・ワインが選んだ次世代ワイン

ワイン界のスペシャリストたちが「ゲーテ」のために厳選。注目すべき次なるプレミアムワインはこれだ!

世界のワインスペシャリストが注目!

デミトリ・ウォルターズ

ワイン・エデュケーター&プレゼンター。ブドウ栽培の家系に生まれ、2013年にマスター・オブ・ワイン(MW)を取得。MW協会やさまざまなイベントでの講義・講演に加え、国際的なコンクールの審査員としても活躍。


カトリオーナ・フェルステッド

ワイン・バイヤー。2004年酒販会社「オドビンズ」のマネージャーとしてワイン業界でのキャリアをスタート。2012年にベリー・ブラザーズ&ラッド初の女性のマスター・オブ・ワイン資格取得者に。

マーク・パードー

ワイン・ディレクター。長年、マスター・オブ・ワインを目指す学生に対して教鞭をとり、最終的には実技試験委員会の会長に就任。テイスティング試験の問題作成から採点までのすべてを監督した。


ヴォルネイ・クロ・ド・ラ・カーヴ・ドゥ・デュック
プルミエ・クリュ2013バンジャマン・ルルー

フランス産。ポマールの名門ドメーヌ・コント・アルマンの責任者として名声を博したバンジャマン・ルルー氏が自らの名を冠し造り出したワイン。果実の純粋性と極めて滑らかな口あたりをワインで表現する達人だ。¥11,560


ピュリニー・モンラッシェ レ・レフェール
プルミエ・クリュ2015ドメーヌ・バシュレ・モノ

フランス産。近年注目を浴びているブルゴーニュ白ワインの若き新星。果実味にパワーがあり、濃厚でボリューム感たっぷりの舌触りが特徴で、味わいの中盤からは酸味で引き締まり、最後の余韻まで綺麗につながる。¥12,530

シャンパーニュ・ティエノ
フランス産。米・アカデミー賞の公式シャンパーニュとして2年連続で採用されるなど、その洗練された味わいとクオリティの高さで、世界が注目。今最も目が離せない、新進気鋭のシャンパーニュメゾン。¥6,480

トレディベッリ バローロ2012
イタリア産。前職はメリルリンチの生産者ニコラ・オベルト氏は、バローロのグランクリュとも謳われる畑「ロッケ・デッランヌンツィアータ」を所有し、有機栽培を実践。土地の優美さを体現する正統派のワインを造る。¥6,920

ガズボーン・エステート ブラン・ドゥ・ブラン2012
イギリス産。高品質なイングリッシュ・スパークリングワイン。海に近いケント州アップルドアの、標高の低いなだらかな斜面に居を構え、畑はすべて南向きに。複雑味と芳醇な味わいと旨みがあり、傑出したバランスに。¥8,320

マリヌー・ホワイト スワートランド2016
南アフリカ産。南アフリカ・スワートランドは、伝統的に良質なワイン生産地。真にスワートランドを表現しエレガンスを兼ね備えた、シュナン・ブラン主体の白ワイン。自然派でミニマリスト的アプローチを実践。¥4,220

チャートン マールボロ・ピノ・ノワール ”アビス”2013
ニュージーランド産。ヨーロッパワインのニュアンスを追求し、エレガンスとテクスチャーに溢れた味わい。バイオダイナミック農法を実践している。”アビス”は、素晴らしい出来だと判断した年のみ生産される特別なワイン。¥8,320

リララキス ヴォアラ・アシルティコ クレタ2016
ギリシャ産。世界が注目するギリシャの土着品種アシルティコを使用。クレタ島で造られるアシルティコは、よりフルボディでアルコール度が高く、塩気が感じられる。花の香りも高く、非常に親しみやすいワイン。¥2,160


東大合格より難しい!? MASTER OF WINEとは
業界最難関の資格と言われるのが、英国に拠点を置くマスター・オブ・ワイン協会が認定するMASTER OF WINE(MW)。資格取得には、実技(36種類のワインテイスティング)と学科(14種類の学科論文)のパートを、最長でも6年以内に突破しなければすべて白紙に。ふたつのパートの合格者だけが約10,000語の卒業論文に臨み、受理されれば合格。もちろん、すべて英語だ。難関かつ年数もかかるため、途中脱落する人も多いという。よってその資格保持者は世界でわずか369名、うち日本人は2名(うち1名は英国在住)のみという圧倒的に狭き門なのだ。※人数は2017年11月現在

Text=牛丸由紀子

※掲載のワインはすべてベリー・ブラザーズ&ラッド(TEL:03・3518・6730)での2018年1月現在の販売価格(税込)