コロナに負けない! 日本全国の絶品レストラン7軒【ゲーテイスト2020まとめ】

今回は秋元 康氏、小山薫堂氏、中田英寿氏、見城徹の4人がお薦めのレストランを紹介する雑誌「ゲーテ」の人気企画「ゲーテイスト」から、遠出をしてでも食べに行きたい日本各地のレストランをピックアップ。9月15日まで、東京都23区ではお酒を出す飲食店などへの営業時間の短縮要請がでた。だからこそ、今、食を愛するすべての人に届けたい全国の絶品レストラン7軒をご紹介する。

ひつじや|くさみは皆無! 山形のジンギスカン屋

――店主は、軒先で200頭の羊を飼育する生産者。山形県村山市にある、100%自家飼育の羊肉を扱う『ひつじや』は、注文を受けてからスライスして提供するため、くさみ皆無の新鮮なジンギスカンを食すことができる。

見城:地方といえば、ヒデの意見が聞きたいよ。最近も日本中の蔵を巡っているんでしょ?

中田:そうですね。僕の持論なんですけど、蔵元の方はその土地の美味しいものを絶対に知っているなと思っていて。

秋元:確かにそうだよね。蔵元の薦めるお店は気になるな。

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ペシコ|長崎・島原の有明海を望む、最先端“里浜ガストロノミー”

――地元の自然の恵みや綿々と受け継がれてきた食文化を大切に思い、その魅力をモダンなひと皿に昇華させている井上稔浩シェフ。島原の価値を高めようと孤軍奮闘する姿も心を打つ。島原生まれ、島原育ちの若きスターだ。

小山:海沿いにあって、とっても素敵なお店です。「里浜ガストロノミー」を標榜し、島原の海と山の恵みを使い、代々伝わってきた発酵保存食も自家製にして、料理に奥行きを加えています。

中田:最先端を行く若手シェフたちは、自然との共存、伝統の食を見直すなど原点回帰を目指していますよね。

小山:大阪の調理師専門学校を、卒業後も故郷に帰らず、アルバイトをしながら旅をするという生活を5年くらいしていたそうです。実家は島原で鮮魚を中心に扱うスーパーマーケット。お父さんは魚の目利きで一目置かれる人なんですね。そのお父さんが、彼を心配して、店の裏で一緒に居酒屋でもやろうって故郷に呼び戻すわけですよ。そこからめきめきと郷土愛に燃える料理人へと成長していくんです。

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浪速割烹 㐂川|目を見張る、道頓堀の浪速割烹

――創業55年を越える大阪を代表する『浪速割烹 㐂川(きがわ)』。初代は浪速割烹を突き詰め大阪の食文化に貢献。後を継いだ上野 修氏は、志摩観光ホテルの高橋忠之氏の下でフレンチの経験も積んでいる。広い視野で文化を継承する名店だ。

見城:ご主人の上野 修さんは二代目で、初代は、“浪速割烹とは”ということを突き詰めて、京都とはまた違う関西の味を残そうと尽力された方なんです。

小山:法善寺横丁ですよね?

見城:そう、石畳の風情ある横丁。佇まいもいいし、店に入った途端「美味しいものを食べさせてくれる店だ」って気持ちが上がるような空気感を湛えている。

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ラ・ターチ|名店『御影ジュエンヌ』のDNAを継ぐ、神戸のフレンチ

――神戸の名店『御影ジュエンヌ』で父・大川尚宏氏の下、10年の経験を積んだ武士シェフが2016年に開いた。契約農家から届く無農薬野菜や神戸ビーフ、瀬戸内の魚など地元厳選食材を見事に使いこなす技は父親譲りだ。

見城:昨年のゲーテイストで「神戸の衝撃」として紹介した『御影ジュエンヌ』の長男、武士さんのお店。もうひとりの息子さんはお父さんと仕事をしてます。

小山:父親と息子ってうまくいかないことも多いのに、兄弟揃ってお父さんの下で修業を積むって珍しいですよね。

秋元:同じようなタイプの料理なんですか?

見城:うん、そうなんだけど、お父さんの才能が次の世代に確かに受け継がれているのを見るのも嬉しいよね。こういうのもレストランの楽しみだなと、つくづく感じて心が明るくなった。

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旧かつえ|衝撃の水炊きが食せる、博多の水炊き懐石

――博多には名物の水炊き専門店が多いが、ここでは創意溢れる日本料理のコースの最後に供されている。ポン酢を使わないなど味も食べ方も、幾多の水炊きとは違う新スタイルで密かに注目を集め、ミシュラン1つ星も獲得。

見城:福岡に行ったら絶対行ってくださいって言いたいくらい、衝撃の水炊きです。

小山:スープが旨いんですか?

見城:スープも鶏も、最後の雑炊も。水炊きの前に出される一品料理も、出てくるもの全部旨い。

秋元:755(SNS)に書いてましたよね。

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焼鳥 かさ原|東京から同業者が訪れる神戸の焼鳥屋

――今、食通たちが刮目(かつもく)する美食の街、神戸で存在感を放つ「究極の焼き鳥」。男気溢れる店主の焼きの評判を聞き、東京から訪れる同業者も多数。全国にその名を轟かす焼き鳥には一串入魂とも言うべき匠の技が宿っていた。

中田:見城さんが「神戸は日本のバスク」って仰っていたけれど、ここのお店も素晴らしかった。『かさ原』という焼き鳥店なんですが、県外からもわざわざ来る人が多いみたいです。

秋元:美味しい焼き鳥というのは聞き逃せないな。

中田:神戸出身の店主は見た目がちょっとやんちゃな感じなんですけど(笑)、仕事に対する姿勢がすごくまじめで技術も本当に素晴らしいと思いました。

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むら上|料理も握りもいい、熊本の鮨割烹

――熊本県天草の有名店『奴(やっこ)寿司』の息子ふたりが、今年1月に熊本市内で独立し、兄弟で板場に立つ。天草産の極上素材による握りだけでなく、鮨店の域を超えたつまみの数々、スタイリッシュな内装、器使いも注目の話題店だ。

小山:天草の名店『奴寿司』の息子さんたちが、今年1月に熊本市内にお店を出したんです。

秋元:薫堂の実家の近くの『奴寿司』?

小山:はい、兄の村上正臣さんは日本料理店で修業を積み、弟の拓也さんはずっとお父さんの下で仕事をしていたんです。でもある日拓也さんは『照寿司』の大将に気に入られて修業に出たのをきっかっけに、名店『わさ』の山下昌孝シェフに呼ばれて東京でも働いて鍛えられたそうです。

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※GOETHE(2020年6-7月合併号)より転載。掲載時より営業時間などが変更されている可能性あります。事前にお問い合わせください。