ミシュランと双璧をなす黄色のレストランガイドブック「ゴ・エ・ミヨ」とは?

1972年にフランスで創刊し、2016年に日本に上陸したゴ・エ・ミヨのレストランガイドブック。毎年掲載エリアを拡大し、日本の食文化をより深く掘り下げるとともに、HPやアプリでも国内外に発信する。掲載するレストランは厳正な審査をもとに直前まで選考を重ね、2019年版は2月初頭に発売される。


食通を虜にする黄色い1冊

「食学とは、必要を快楽に変えるための技術である」と澁澤龍彥は説いた。

極めて人間的な行為であり、趣向を凝らし、美味を探求する。例に挙げたのが世 紀のパリの美食家グリモ・ド・ ラ・レニエール。莫大な財を食い尽くした結果、それでも最高の食を味わうため、『食通年鑑』を発刊し、自らが一員となる"味の審査会"が選定する料理屋と食料品店を紹介した。

時を超え、待望のレストランガイド『ゴ・エ・ミヨ 2019』がいよいよ2月に発刊される。東京に加え、地方の情報も充実し、次回は北海道、東海、関西にも進出する。これも地元独自の食材を生かす料理人や生産者にスポットを当てるためだ。

食を通じて地域の文化や伝統、風土を知る。それこそが現代の美食家の姿かも知れない。

『ゴ・エ・ミヨ2019』¥2,700(ゴ・エ・ミヨ/ガストロノミー・パートナーズTEL:03·3201·8550)ナイフ、フォーク各¥12,500(クリストフル/クリストフル青山本店TEL:03·3499·5031)


Direction=島田 明 Text=柴田 充  Photograph=隈田一郎 Styling=久保コウヘイ