EXILE SHOKICHIが教える羽田空港の新名所とは? 【大型ライヴレストラン誕生!】

エンタテインメント業界を牽引するLDHが、日本の玄関口、羽田空港を舞台に新たなプロジェクトをスタート。世界を見据えたその挑戦の全貌とは? 大型ライヴハウス「LDH kitchen THE TOKYO HANEDA」を完全ガイドする。


EXILE SHOKICHIが語る、新名所の魅力! 

昨年12月19日、羽田空港第1旅客ターミナルに、「THE HANEDA HOUSE」がオープンした。「通過する場所から滞在する場所へ」をコンセプトに、"コト体
験"を主体とする14店が集結。特に注目を集めているのが、「LDH kitchen THE
TOKYO HANEDA」。運営するのは、EXILEや三代目J SOUL BROTHERSといった人気アーティストを擁するエンタテインメント企業、LDHだ。

エントランスを抜けてすぐ右手には、同社が営む「AMAZINGCOFFEE」の新業態、「AMAZING COFFEE&BAR TOKYO HANEDA AIRPORT」が入店。左手には、客席数200以上を数えるライヴ&レストランエリアが広がる。

「LDHあげてのプロジェクト。僕らの夢であり、大きな挑戦ですから、気合いを入れ、自分を奮い立たせて取り組みました」

そう語るのは、ミュージックディレクターとして企画段階から携わってきたEXILE SHOKICHI。ピアノにドラムとさまざまな楽器を操り、作詞作曲からプロデュースまで才能を発揮するだけあって、ステージに設置する楽器はもちろん、パフォーマーの選出やイベントの企画、モニターで上映するMVまで、音楽関係すべてに関わっている。

「音楽と食事を楽しめる施設はけっこうありますが、LDHらしさを出し、世界でもここだけという唯一無二の場所にするのが僕の役割だと思っています。そもそも柱があったり、天井が低かったりと、ライヴハウスとしてはありえない構造(笑)。でも、それが逆にプラスになっているんですよね。柱があるからモニターを設置でき、面白い演出ができるわけですし、ステージが低いから臨場感・一体感がハンパない。ドームやアリーナといった大箱とまた違う音づくりができるのも楽しいですね」

ライヴに出演するのは、LDH所属のアーティストに留まらず、さまざまなジャンルの実力者たちを予定。実際、12月19日はEXILE ATSUSHIが、23日はX JAPAN
のToshI、25日はカリスマラッパー・SALUが登場し、観客を沸かせた。今後は、SHOKICHIが率いるプロジェクト、「KOMADOGG」のアーティストによるライヴや、ファンイベント、DJイベントなども開催予定だという。

「皆さんに、『LDHってこんな音楽も発信しているんだ』と知っていただく場所になれば。こんなことも、あんなこともと、すごくワクワクしています」


LDH kitchen代表取締役CEO鈴木裕之がその想いを語る

「LDH kitchen THE TOKYO HANEDA」が、音楽と同様に力を注ぐのが「食」。LDHグループの一角として、エンタテインメントと飲食を融合させた事業を展開する「LDH kitchen」CEOである鈴木裕之氏は、「私たちは、飲食もひとつのエンタテインメントと捉えています。味もそうですが、サービスや空間演出でも、お客様に楽しみ、喜んでいただきたいと思っています」と語る。

ここには、同社が運営するさまざまな飲食店の人気メニューが揃っている。居酒屋の「居酒屋 三盃」からは「海鮮爆弾丼」、カレーの「井上チンパンジー」からは「鍋焼きハンバーグカレー」、焼鳥の「鳥佳」からは「究極のこだわり卵親子丼」といった具合で、いずれも"羽田アレンジ"を加えた進化版だ。

「空港ですから、出発前に軽く食事を済ませたい方もいらっしゃれば、ライヴを楽しみながらゆっくりとお酒や料理を楽しみたい方もいらっしゃいます。さまざまなニーズや客層に合わせ、クイックフードにガッツリ系、和食に洋食と、多様なメニューをご用意しました」

幅広いジャンルの料理を提供し、しかもライヴハウスとしての機能も持つ。この形態は、同社にとって初の試みだ。その経緯について、鈴木氏は次のように説明する。

「羽田空港を、通過する場所から滞在する場所にするにはエンタテインメントの力が必要だと思います。東京は、世界有数のエンタメ都市。その玄関口であ
る羽田空港にライヴが楽しめる場所があれば、もっと盛り上がるのではないか。そう考え、出店を決めました」

世界でもトップクラスの乗降客数を誇る羽田空港だが、ここを目的地に訪れる人は少ない。特に国内線旅客ターミナルのショップ&レストランフロアは、夜になると閑散としてしまう。けれど、そこで毎夜魅力的なライヴが開かれるとしたら……。それを目当てに人が集まり、賑わうことが期待できよう。

「羽田空港は都心から離れているように感じるかもしれません。けれど、日本各地へのアクセスは圧倒的にいいですし、海外ともダイレクトにつながっています。つまり、LDHのライヴに触れる機会がなかなか持てなかった地方のファンの方にいらしていただきやすいうえに、海外からの旅行客にLDHをはじめ、日本の音楽に触れてもらう絶好のロケーションでもある。私たちにとっても、大きなチャンスだと思っています。EXILE HIROも力を入れていて、企画段階はもちろん、オープン直前にも訪れ、テーブル配置やモニターのチェックなどを念入りに行っていました」

オープン直後の現在は、ライヴは夜間3回を基本に行い、日中はモニターでLDH関連のMVなどを上映。さらに、ラジオ局とタイアップし、公開収録なども企画しているという。

「食事と音楽に加え、窓からのビューも魅力のひとつ。飛行機の離発着が間近で見られるほか、日中は富士山、夜は滑走路のライトや京浜工業地帯の夜景がとても美しいんですよ」

昼、夕暮れ時、夜。さまざまな顔を見せる羽田空港の新名所、今後も目が離せない。


LDH kitchen THE TOKYO HANEDA
TEL:03・5579・7461 
住:東京都大田区羽田空港3-3-2 第1 旅客ターミナル5F THE HANEDA HOUSE
営:11:00~23:00 無休


EXILE SHOKICHI
ボーカル&パフォーマー。2009年、新生J SOUL BROTHERSの一員としてメジャーデビュー、同年EXILE加入。’12年にはTHE SECOND from EXILEとして、’14年からはソロとしても活動開始。シングル『FutenBoyz』、初の写真集『BYAKUYA』(blueprint)も好評発売中。


Text=村上早苗 Photograph=筒井義昭