2頭で総額1000万円越え! 極上和牛を食べ比べる空前絶後のすき焼き会

去る12月23日(日)、会員制焼肉店「CROSSOM MORITA」で開催された美食サロン「CHEF-1×GOETHE 北参道倶楽部」のすき焼きイベント。当日になってコース内容に大幅な変更が加えられ、参加者からは嬉しい悲鳴が沸き起こったスペシャルな食事会の全容をレポートする。森田シェフにとっても新しいチャレンジとなった、前代未聞のコース内容とは?


採算度外視! 森田シェフの粋な計らい

「実はね、先日一頭750万円の牛が手に入って……今日皆さんに振る舞いたいと思ってるんですよ」

イベント当日、「CROSSOM MORITA」にて、開口一番、森田シェフが驚愕の一言を発した。

店内からの景色。この日は雨粒が滴る美しい紅葉が料理に華を添えた。

元はと言えば、熊本で行われた共励会で320万円のグランドチャンピオン牛が手に入ったという一報を受け、内容が決まった今回のすき焼きイベント。詳しく話を聞いてみると、なんでも2018年最後の共励会で、最高クラスの値がついた750万円の牛を手に入れ、今朝、その牛もコースのラインナップに加えようと思い立ったのだという。

そこで、急遽変更されたコースの目玉は、「グランドチャンピオン牛 VS ロイヤルグランドチャンピオン牛」という打ち出し。一頭320万円と750万円の和牛をすき焼きで食べ比べるという、未だかつて聞いたことのない、贅を極めた和牛フルコースが決定した。

全国のグランドチャンピオン牛だけを集め、そのトップを競う年に1度の全国共励会で見事1位に輝いたのが、森田シェフが手に入れたロイヤルグランドチャンピオン牛。共励会でその姿を一目見たときから購入を決めていたという。

「芸術品の域に達していて、なんて美しい牛だろうと思いました。こんな牛が存在するのかと。芸術とは偶然的であり、必然的。牛に至っても同じで、最高峰の牛の誕生は、ただ最上の血統を掛け合わせればいいわけではありません。気候や風土など、育った環境をはじめ、すべての要素が重なって生み出されるものなのです」

牛を単なる商品としてではなく、一頭一頭を生き物として扱う森田シェフだからこそ、北参道倶楽部のメンバーたちには、ただ"2018年の最高値を獲得した750万円の牛を食した"と、値段だけで今回の食体験の価値を捉えて欲しくないという想いがあった。

「CROSSOM MORITA」は、普段は住所非公開&完全会員制の階級制焼肉店。会員の中でも予約は2年待ちと言われ、その人気の高さが伺える。美食家たちがこぞって訪問を希望するのは、料理の素晴らしさはもちろん、「CROSSOM MORITA」でしか体験できない、そのエンタテインメント性に富んだ唯一無二のもてなしにある。店内は携帯禁止、私語厳禁(料理の感想であれば可)。オープンキッチンのカウンター、テーブル席、そして2階には360度のプロジェクションマッピングのテーブルが用意され、コースの中で移動をしながら料理を愉しむ。いわば、ショー仕立ての、五感を使って体感する食体験ができるのだ。

この限られた者しか体験できない「CROSSOM MORITA」での美食ショー。その真骨頂を駆使して、森田シェフは今回の目玉である2頭の牛の食べ比べにかける想いを伝えた。

最寄駅に集合し、係りの者にレストランまで案内された参加者たちは、エントランスで供された「酒粕で割った肉吸い」で、冷えた身体を温めた。ここから「CROSSOM MORITA」のもてなしははじまっている。その後、2階のプロジェクションマッピングの部屋に通されると、森田シェフが登場。挨拶の後、思いのたけを語った。

プロジェクションマッピングルームで参加者へ挨拶を行う森田シェフ。

「牛は造形品です。大間のマグロなど、他の食材は天然物のほうが価値が高いとされる中、和牛は養殖というか、飼育したものが価値が高いとされる食材。70年の歴史の中で、日本人は和牛という文化を作り上げてきました。値段でいえば320万円、750万円ですが、僕は命を預かるシェフ。皆さんにも食事の前に命と向き合ってもらい、牛に敬意を払ってもらえれば、なんて少し面倒なことを言いますが、よろしくお願いします」

そう語ると、森田シェフ自身が出向き、チャンピオン牛を育て上げた飼育農家などいくつかの畜産家を訪問する様子や、牛の出産に立ち会う様子などを映した10分ほどの映像が流された。

その後は、1階のカウンター前に移動し、目の前のオープンキッチンで繰り広げられる調理の美しい手さばきを鑑賞しつつ全6品の和牛のフルコースを堪能。特に5品目の「シャトーブリアンとゆず皮の甘煮」を一口食べた参加者たちからは歓声が上がった。

日本酒と和牛のペアリングを推している「CROSSOM MORITA」。和牛のフルコースの間でも、森田シェフが手がける「SAKE EXPERIENCE(※)」の中から「東光」、「逢莱泉」、「賀茂泉」の3種類の日本酒が振舞われた。

※「SAKE EXPERIENCE」公式HP

日本酒と和牛のマリアージュに舌鼓を打つ参加者たち。

カウンターでの食事を終え、次に供されるすき焼きのため後ろのテーブルに席を移したところで、750万円の和牛のシャトーブリアンの塊肉が登場! 森田シェフがオープンキッチンで調理を始めると、その圧巻のパフォーマンスと漂う気迫に、参加者たちは思わず席を立ち、カウンター越しに鑑賞。

「香りが違う」

捌きながらそう声が漏れてしまうほど、和牛の王者の香りは別格だという。包丁を極力使わず、手で剥いでいく捌き方は、森田シェフ曰く"最強の捌きかた"。一頭一頭コブのある場所や形が違うため、手を使い、感触を確かめながら解体していくのだという。

途中からはスタッフの手を借りて、2人がかりで捌いていく。そのダイナミックなパフォーマンスに「格闘技みたいですね」と参加者の目も釘付けに。

森田シェフの計らいにより、捌きたての最高峰の和牛を刺身で提供。温度によって肉の脂が溶け出し、その脂の滑らかさを体感できると、手の甲に刺身をのせてから食す参加者たち。しっとりとした上質な脂に、驚きの声が上がった。刺身を堪能したところで、いよいよメインのすき焼きに突入。グランドチャンピオン牛以外にも、アグー豚や、鹿肉などのすき焼きも振舞われた。750万円のロイヤルグランドチャンピオン牛の肉は、すき焼きの鍋に入れても、へたることがなく、そのポテンシャルの高さが垣間見れた。

「750万円と320万円の和牛の食べ比べは、どちらも高級で、ワインで例えるとおそらくロマネコンティと5代シャトーを飲み比べるようなもの。それでもやはり、違いがわかるところが面白いですね」

と、参加者たちも人生で一度しか味わうことができないであろう至極の食べ比べを存分に愉しんだようだった。

テーブルにつき、すき焼きの調理をする森田シェフ。

「今回は、僕自身にとっても挑戦でした。320万円のグランドチャンピオン牛と750万円のロイヤルグランドチャンピオン牛。本来であれば、どちらもメイン級の扱いをしなければいけない極上の食材が2つ揃い、コースとして成立させることができるのかどうか不安もあった。結果、喜んでいただけたようでホッとしています。シェフの立場からしても、こうした常軌を逸する挑戦がしたくなるのは、お相手が『CHEF-1×GOETHE 北参道倶楽部』だからというのもあるのです。皆さん舌が肥えているから、こちらも勝負に出たくなってしまう(笑)」

当初の予定とはメニューが大幅に変更し、蓋を開けてみると採算度外視の大判振る舞いで、全力で参加者をもてなし尽くした森田シェフ。美食家たちが集う会員制サロン『CHEF-1×GOETHE 北参道倶楽部』だからこそ体験でき、ひとりの力ではなかなか得られない、超絶美味な食材を堪能する機会にも恵まれている。

また、2月10日(日)、11日(月)には、なんとシェフたちと共に、店を飛び出しての野外活動を敢行! 鹿狩りを体験し、その4日後に開催される美食会にて獲得した鹿をまるごと1頭食すのだ。シェフは、北参道倶楽部ではおなじみのイタリアンの鬼才、山田宏巳シェフに加え、フレンチの名店「ラ フィネス」の杉本敬三シェフが参加! トップシェフたちと一緒に食の一環を五感で体験できるまたとない機会だ。唯一無二の食体験を共にしたい方は、下記よりメンバー登録を!  


【イベント概要】

プラン① 鹿狩り(2月10日、11日) + 鹿一頭喰いイベント(2月15日)セットコース
参加費:北参道倶楽部会員 26,000円(税込)
※「鹿狩り」の際の飲食代、交通費、宿泊代など現地でかかる経費は別途現地払いとなります。
※「鹿一頭喰いイベント」のドリンク代は別途となります。
募集人数:6名(先着順)

・鹿狩り
◇2月10日(日)
長野県・飯田周辺 夕方集合予定 ※詳細は参加者の方に追ってご連絡させていただきます。

山田シェフおすすめのお店で夕食

移動(1時間)

大鹿村の旅館にチェックイン
※鹿塩温泉 塩湯荘(http://shioyuso.com)を予約しております。
※参加費に宿泊代は含まれておりません。

◇2月11日(月・祝)
旅館周辺 早朝集合

移動

大鹿村で鹿狩り

朝食

午前中解散予定

・鹿一頭喰いイベント
◇2月15日(金)
集合時間:21:50
開宴時間:22:00
会場:テストキッチンH

プラン② 鹿一頭喰いイベント(2月15日)のみ参加コース
参加費:
北参道倶楽部会員 20,000円(税込)
ビジター 35,000円(税込)
※ドリンク代は別途となります。
※ビジター枠での参加は一回限りとなります。
募集人数:14名(先着順)

◇2月15日(金)
集合時間:21:50
開宴時間:22:00
会場:テストキッチンH

【応募手順】
プラン①『鹿狩り&鹿1頭喰い セットコース』

下記記事①よりGOETHE SALON MEMBERへご登録(無料)

下記記事②よりCHEF-1×GOETHE 北参道倶楽部会員へご登録
入会費:120,000円(税込)※支払いはカード決済のみ
第一期会員期間:2018年10月~2019年9月末
※会員ご登録の時期に関わらず、第一期会員の有効期間は会員登録時から2019年9月末迄となります。
※この時点ではまだイベントへご参加いただけません。

下記記事③よりCHEF-1×GOETHE 北参道倶楽部
第7回イベント「鹿狩り&鹿1頭喰い スペシャルイベント」へ申込み
参加費:北参道倶楽部会員 26,000円(税込)
※「鹿狩り」の際の飲食代、交通費、宿泊代など現地でかかる経費は
別途現地払いとなります。
※「鹿一頭喰いイベント」のドリンク代は別途となります。

プレミアムイベントへご参加


プラン②
『鹿1頭喰いイベントのみ参加コース』

下記記事①よりGOETHE SALON MEMBERへご登録(無料)

下記記事②よりCHEF-1×GOETHE 北参道倶楽部会員へご登録
入会費:120,000円(税込)※支払いはカード決済のみ
第一期会員期間:2018年10月~2019年9月末
※会員ご登録の時期に関わらず、第一期会員の有効期間は会員登録時から2019年9月末迄となります。
※この時点ではまだイベントへご参加いただけません。

下記記事③よりCHEF-1×GOETHE 北参道倶楽部
第7回イベント「鹿狩り&鹿1頭喰い スペシャルイベント」へ申込み
参加費:北参道倶楽部会員 20,000円(税込)
※ドリンク代は別途となります。
募集人数:14名(先着順)

プレミアムイベントへご参加

さらに今回は、プラン②「鹿一頭喰いイベント」に限り特別にビジター枠を限定で用意! 北参道倶楽部の会員にならなくとも、『テストキッチンH』の山田シェフと『ラ フィネス』の杉本シェフのスペシャルディナーコースを体験できる絶好のチャンスだ。こちらも数に限りがあるため、ご希望の方はお早めにお申込みを!

プラン②『鹿1頭喰いイベントのみ参加コース』ビジター枠 応募手順
※ビジター枠での参加は1回限りとなります。
下記記事①よりGOETHE SALON MEMBERへご登録(無料)

下記記事③よりCHEF-1×GOETHE 北参道倶楽部
第7回イベント「鹿1頭喰いイベント」ビジター枠へ申込み 
参加費:35,000円(税込)
※ドリンク代は別途となります。
※ビジターでのご参加は一回限りとなります。

プレミアムイベントへご参加

①「GOETHE SALON MEMBER」へのご登録がまだの方は、下記よりまずご登録を


② 「CHEF-1×GOETHE 北参道倶楽部」への入会はこちらから⇩


③ 第7回目イベント「鹿狩り&鹿1頭喰い スペシャルイベント」申し込みはこちらから


CHEF-1×GOETHE 北参道倶楽部ラインナップ

<1月>
・17日(木)日本一高いけど日本一美味い「服部中村養鼈場」のすっぽん
・25日(金)割烹 樋山 VS イタリアン&中華 ふぐ食べつくし

<2月>
・10日(日)~11日(月・祝) 長野県で鹿狩り体験
・15日(金)鹿一頭喰い

<3月>
・未定 日本一予約の取れない焼肉店「クロッサムモリタ」の庭の桜でお花見

<4月>
・14日(日)料理人がこぞって通う滋賀県「徳山鮓」スペシャルコース!
etc.

※ラインナップは場合によって変更になることがあります。5月以降も決まり次第、お知らせします


Text=加藤久美子(ゲーテWEB編集部)