ワインに魅せられし者が選ぶ、「生涯の最後に飲みたい宝物の1本は?」

状況に応じてワインをセレクトする。 そこには自身のセンスと他者への気遣いが 表れるものだ。 誰もが唸る王道ワインから 知る人ぞ知る極上ワインまで……。 心からワインを愛する者たちが選ぶ、 シーン別珠玉の1本を大公開! 


シャトー・ディケム 1996 selected by 南 喜一朗

数百年の歴史を誇るボルドーでも最も古いシャトーのひとつで、極甘口ワインである貴腐ワインの最高峰として知られる。「スプーンで飲んでも美味しいディケム。熟成に熟成を重ねた琥珀色の液体を、ひと口飲みたい」 約¥39,000

1957年生まれ。「銀座コージーコーナー」の代表取締役を経て、2005年にMITを設立。ブルゴーニュワイン普及の貢献に対して、フランスから3つのシュヴァリエ(騎士)の称号を授与されている。


エシェゾー1986 アンリ・ジャイエ selected by 田中良和
"ブルゴーニュの神様"と呼ばれた故アンリ・ジャイエ氏による作品で、"王様" ロマネ・コンティにも劣らない深遠な味わいを体験させてくれる。「これまで歩んだ人生の深みに対して感慨に浸り、この1本と最後を迎えたい」 約¥720,000

1977年生まれ。ソーシャル・ネットワーキング・サービス「GREE」の開発者で、同サービスを運営するグリーの創業者。2010年に、当時では最年少記録となる33歳3ヵ月での東証一部上場を果たす。


ラ・ロマネ1953 ルロワ selected by 和田秀樹
ブルゴーニュでも別格の品格と存在感を放つ名門ルロワ。「2本購入して1本を飲んだが、これまでに飲んだワインのなかで最高の気品を感じました。おそらく世界で10本も残っておらず、もう手に入ることはないでしょう」 価格算定不能

1960年生まれ。東京大学医学部卒業後、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー等を経て、和田秀樹こころと体のクリニック院長。数多くの著書があり、近著に『もう怒らないレッスン』(幻冬舎文庫)。