ワインコレクター 長澤潔 MY BEST PREMIUM WINE⑨

状況に応じてワインをセレクトする。そこには自身のセンスと他者への気遣いが表れるものだ。誰もが唸る王道ワインから知る人ぞ知る極上ワインまで……。心からワインを愛するワインコレクター長澤潔が選ぶ、シーン別珠玉の1本を大公開!

Q 1
自分へのご褒美として飲む1本は?
――シャンボール・ミュジニー2002 ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ

約¥18,000

数あるブルゴーニュドメーヌのなかで、規模は小さいながらも絶大な人気を誇るのがジョルジュ・ルーミエ。「家で寛ぎながら飲むなら村名クラス。ブルゴーニュで最初に美味しいと思ったのが、この生産者の1980年でした」

Q2
ゲストに振る舞いたい1本は?
――ロイマー エクストラ・ブリュット2014

約¥5,000

造り手はオーストリアが世界に誇る天才醸造家、フレッド・ロイマー氏。「フルーティかつエレガントな、誰からも好かれる味だと思います。ラベルデザインも品がよく、安っぽさがないところもポイントが高いです」

Q 3
最近購入したなかでお気に入りの1本は?
――アタラクシア シャルドネ2015

約¥5,000

ニューワールドと呼ばれる新興ワイン国のひとつが南アフリカ。「『コント・ラフォン(ムルソーのトップ生産者)を思わせる風味』という売り口上どおりで驚いた。南アフリカでもワイン革命が起こっていることを実感」

ワインの消費量は?
週に2~3本

好きなワインの傾向は?
ブルゴーニュ、シャンパーニュ

Kiyoshi Nagasawa
1955年生まれ。『ワイン王国』第28号(2005年9月号)から第36号(2007年1月号)まで「不埒な(プラチナ)ワイン会」を連載。所有ワインは約800本で、生きている内に飲みきろうと現在消費中。

Text=編集部 Photograph=鈴木規仁