極上の日本酒と人気レストランの競演。中田英寿プロデュースの一大イベントが、ついに開幕!

2016年から開催され、今年で三回目を迎える「CRAFT SAKE WEEK」(以下CSW)が、4月20日から六本木ヒルズでスタートした。中田英寿が全国を巡って選りすぐった110の蔵元が登場するのはもちろん、予約困難な人気レストラン15店が参加していることも大きな話題に。今回は、20~24日に出店する5つのレストランを紹介する。

日本酒に合わせたい極上メニューが勢ぞろい!

「今回も、僕が何度も足を運ぶ大好きなレストランに参加いただきました。キッチンカーという制限のある環境にも関わらず、みなさん快く協力してくださり、本当にありがたいです。お店で人気のメニューだけでなく、このイベントのために考案してくださったオリジナルメニューもあるので、僕自身、とても楽しみ。みなさんにも、美味しい日本酒と美味しい料理を、自分のスタイルで味わってほしいです」ーーー中田英寿


1.ESqUISSE

エスキスはエグゼクティブシェフのリオネル・ベガ氏が率いる、ミシュラン2ツ星のフレンチレストラン。お米を発酵させたジュレや醤油糟など、“発酵”をテーマにしたメニューを、CSWのためだけに考案。繊細で、美しいプレゼンテーションにも注目だ。

エグゼクティブシェフのリオネル・ベガ氏。

エグゼクティブシェフ リオネル・ベガ氏のコメント
「日本酒という素晴らしい文化を多くの人に広めたい」と、真摯に取り組むヒデの力になりたい。そんな想いで、CSWへの参加を決めました。私自身、日本酒の奥深さに魅了されているひとり。今回のメニューは、醤油糟やお米を発酵させたジュレ、昆布〆に魚醬のようなソースなど、どこかで日本酒につながるようなものを考えました。数時間という日もありますが、最終日まで毎日私もキッチンカーに立ち、腕を振るいますので、みなさんぜひ遊びにいらしてください」


2.Ristorante La Barrique Tokyo

築70年、和洋折衷の趣あるリストランテ ラ・バリック トウキョウでは、旬の食材を活かした洗練されたイタリアンと伝統的な郷土料理が味わえる。イタリア全州をカバーする約700種類のイタリアワインとともに味わうメニューを、今回は日本酒と共に。そのマリアージュを存分に楽しみたい。

左がオーナー・ソムリエの坂田真一郎氏。

オーナー・ソムリエ 坂田真一郎氏のコメント
「CSWには、第一回、第二回と、お客としておじゃまして楽しませていただいていました。そんな大好きなイベントに出店できるのは、とても光栄です。今回ご提供するメニューは、あえて日本酒を意識したアレンジはせず、当店の“いつもの味”を楽しんでいただくものになっています。ただ、ヒデさんがお好きな『トリッパ』に、酒粕や米粉などを用いて作ったオリジナルの酒粕チーズを添えるなど、ちょっとしたアクセントは加えました。イタリアンでも、ワインだけでなく日本酒を交えたペアリングを提案するのが珍しくなくなってきました。このイベントが、みなさんご自身のペアリングを見つけるいい機会になれば嬉しいです」


3.Wakiya一笑美茶樓

長きに渡って日本の中国料理界を牽引する脇屋友詞シェフが率いる、「身体に優しい中国料理店」。日頃から日本酒をたしなむ脇屋氏が、「自分が日本酒に合わせて食べたいメニュー」を考案。お酒が進むこと請け合いだ。

総料理長の脇屋友詞氏。

総料理長 脇屋友詞氏のコメント
「前菜的な位置づけのXO醤に、メインとなる焼売や餃子、箸休めのポテトサラダに〆のスープご飯まで、コース仕立てで考えたメニューです。どれも、僕が日本酒とともに食べたいと思うものなので、間違いなく合うと思いますよ(笑)。CSWは、全国各地の蔵元が日替わりで出店するのだから、とても贅沢なイベント。お酒は料理をさらに美味しくし、美味しい料理を口にすればお酒を飲みたくなる。このマッチングを堪能してください」


4.麻布十番 すぎ乃

奈良に本店を置き、2年前に東京・麻布十番に進出した「すぎ乃」。出汁にこだわった特製おでんは、オクラや青梗菜、チーズフランクなど、ユニークな食材を使用。宮崎県の大自然で育つ「あじ豚」を使ったメンチカツは、箸を入れた瞬間に肉汁がジュワッと。ホッと心和む美味に出合えるはずだ。

中央が代表の杉野公一氏。

代表 杉野公一氏のコメント
「私も年に50~100の蔵元を訪ねるのですが、CSWに出店している蔵元は本当に素晴らしいところばかり。なかなか口にすることができない貴重な銘柄も並ぶので、イベント期間中は私も楽しませていただくつもりです(笑)。日本酒は古酒のように濃厚なものから、すっきり軽い味わいのものまで実にさまざま。今回は、当店特製の創作おでんを盛り合わせにしたものと、濃厚な旨味のあじ豚を使った揚げ物2品をお出ししますが、それぞれどんな日本酒と合うか。いろいろ試していただきたいですね。また、どのメニューもけっこうボリュームがありますから、2、3人でシェアして召し上がるのがおすすめです」


5.うなぎや酒坊 画荘 越後屋

国内産の鰻を産地から生きたまま仕入れ、可能な限り客の目の前でさばいて調理。オーソドックスな鰻重だけでなく、うなぎの部位の串焼きやなますといった肴を、アーティスティックなプレゼンテーションで提供する名店。CSWでも、そのオリジナリティを感じられるに違いない。

左から2人目が店主の島崎剛氏。

店主 島崎剛氏のコメント
「こうした屋外でのイベントに出店させていただくのは初めてのこと。秘伝の70年もののタレを持参し、埼玉県・所沢からやって参りました。中田さんがお好きな『骨せんべい』をはじめ、どのメニューも実際に店で提供しているものです。”炭で焼けない”など、一部調理法は異なりますが、精一杯やらせていただきます。出店しているレストランは、どこも有名店で評判が高いところばかり。自分にとっても、いい刺激になりそうです」


CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS 2018 
会場:六本木ヒルズアリーナ(東京都港区六本木6-10-1)
日時:4月20日(金)~30日(月) 各日12:00~21:00
入場料:3,500円(酒器グラス+飲食用コイン11枚)
※2回目以降の入場料は、1回目の酒器持参で無料
問い合わせ:TEL03-5575-3950 

Text=村上早苗 Photograph=吉場正和