1本300万円で100本限定! シングルモルトウイスキー「山崎55年」の味とは?

サントリーから、シングルモルトウイスキー「山崎55年」が6月30日発売される。国内のみ限定100本、価格は300万円で、抽選販売(2月5日より開始)。前回の東京五輪が開催された1964年以前の原酒を使用した、サントリー最高酒齢の幻のウイスキーだ。


「山崎」が日本を代表するウイスキーの理由

「日本人の手で、世界に誇る日本のウイスキーをつくりたい」

1923年、サントリーの創業者・鳥井信治郎は大きな夢とともに、蒸溜所の建設に着手。日本的な風土にこだわり、辿り着いたのが京都、山崎の地だった。

森の中に佇む山崎蒸溜所。

山崎は、万葉集にも詠まれた水生野(みなせの)と言われる名水の里。軟水の中でも硬度が高めの山崎の水は、複雑な香味や重厚なモルト原酒をつくるにはうってつけだったという。さらに、京都の南西、天王山の麓の竹林が生い茂るその地は、桂川、宇治川、木津川が合流する地点にあり、辺り一帯を山に囲まれた自然豊かな場所。 濃い霧がたちこめやすく、温暖かつ湿潤な気候はウイスキーの熟成にとって好条件だったのだ。

そんな山崎蒸溜所で、シングルモルトウイスキー「山崎」が誕生したのは1984年。信治郎の次男である佐治敬三が、二代目マスターブレンダーとして信治郎の情熱と技を受け継ぎ、数十万樽の原酒の中から掛け合わせ、ひたすらテイスティングを重ねた末に完成 。「山崎」の筆文字は敬三によるもので、よく見ると、「崎」には「寿」の文字が隠されている。そこには、サントリーの前身である「寿屋」から脈々と受け継がれてきた熱い想いと、ジャパニーズシングルモルトの門出を祝う気持ちが込められているのだ。

山崎蒸溜所の蒸溜室には、サイズや形の異なる16本の蒸溜釜がある。

そして今、ジャパニーズシングルモルト「山崎」は、世界のウイスキー通たちを惹きつけている。きっかけは、2003年、世界的に権威のある酒類コンペティション ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)にて、「山崎12年」が日本初の金賞を、さらに2010年には同じくISCで、山崎1984が全部門1,000品の頂点となるSupreme Champion Spirit(最高賞)を、その後も数多くの賞を受賞。創業者、信治郎のは夢は文字通り現実のものとなったのだ。

1本300万円の「山崎55年」

そんな、いまや世界に誇る日本のウイスキー「山崎」から、1964年以前に蒸溜、貯蔵した酒齢55年を超える長期熟成モルト原酒のみを使用した「山崎55年」が登場。100本限定、1本300万円で抽選販売されるという。

55年以上熟成の非常に希少な「超長期熟成原酒の中から、1964年蒸溜のホワイトオーク樽原酒や1960年蒸溜のミズナラ樽原酒など、熟成のピークを迎えた原酒を厳選してブレンド。  チーフブレンダーの福與伸二氏によると、「口に含むと香木の伽羅や白檀のような香りが広がり、遅れて伝わる甘みやほろ苦さは、ミズナラ樽から溶け出した味わいに変わる。そして甘く濃厚なココナツミルクのような余韻が数時間にわたり続く」とのこと。さらに「55年たつと、個性が際立ってくる。豊かな香りの表現や、長い熟成では樽の成分が出すぎて渋すぎたりするのを、どうおいしく飲んでもらえるかを追求したもので、山崎の中で商品化できる最もいいもの」  と太鼓判を押す。

  チーフブレンダーの福與(ふくよ)伸二氏 。 

ちなみに2011年に限定150本、1本100万円で発売された「山崎50」年は、2018年にサザビーズ香港で開催されたワインオークションで1本約3,250万円で落札。福與氏は「今回の『山崎55年』の香味は『山崎50年』とまったく異なる」と言う。 

まさに創業者、鳥井信治郎の情熱の1本であり、幻の1本なのだ。

ボトルはクリスタル製で「山崎」の筆文字を彫り込み、年数表示部分には金粉と漆を施した。ボトルの口部は手漉きの越前和紙で包み、駿河漆を施した国産ミズナラ材の特製木箱に収めている。   

サントリーシングルモルトウイスキー「山崎55年」
数量:100本
価格:3,000,000円(税込3,300,000円)
容量:700ml
度数:46%
応募はこちらから
※応募期間は2月5日9:00AM~2月14日8:59AM  

問い合わせ
サントリーキャンペーン事務局 TEL:03-3533-7874


Text=ゲーテWEB編集部