美しきワインの妖精 柳沼淳子 「男よ! 通ぶることなかれ」

女性とワインを味わうひと時が、悲惨にならないように! 芸能界初のシニアワインエキスパートとスクール講師も務めるワインエキスパート、このふたりの淑女に嗜み方を聞く。今回は、アナウンサー&シニアワインエキスパート柳沼淳子氏に聞いた。

あなたを語るのは言葉より、スマートな仕草

「女性と一緒だとついワイン遍歴や薀蓄を語りたくなる方も多いのでは? でもワインをよくわかっていると女性が感じるのは、多くの言葉ではなくあなたの仕草。ワインの飲み方や開け方にその人のワイン人生が表れます。

例えば、シャンパーニュなどはコルクの飛びだしを防ぐため、針金を外さずに開けることを知る人は少ないんです。飲む姿勢もきれいに正し、飲み進んでも寛ぎすぎは厳禁。

とはいえ、多少の知識は必要。『フレッシュな酸の白』など、自分の好みを伝えられるだけでいいと思います。男性に『わからないから、好きなの飲んで』と言われるのはちょっと残念。そんなわからない人と、何万円もする美味しいワインを飲みたくないと思ってしまいます。女性はやっぱり安心してエスコートされたい。ワインに関しては、男性に初々しさは必要ありません。スマートな飲み方やちょっとした知識は、こっそり“闇練”しておきましょう。

でも極上のワインに出合った瞬間、その時間も目の前にいる人もすべて素敵に見えてくるのも、ワインの不思議な魅力。私もそんな魔法にかかったひとりです(笑)。ワインの魔法を信じて、ぜひ楽しい時間を! 」

WINE PROFILE

ワインの魅力に目覚めたきっかけは?
――卒業旅行で飲んだキスラーの味に感激し、開眼

好きなワインの傾向は?
――ビロードのような嫋たおやかさを感じるボルドーの古酒

ワイン消費量は?
――毎食時に2~3 杯。ゆっくりできる日はもう少し(笑)

男性に選ばれたら「グッ」とくるワインは?
――選んだ理由を伝えてくれるなら、どんなワインでも

撮影場所は、4,000種3万本以上のワインを常時ストックするワインバー「ワインハウス南青山」/オープン時から柳沼さんがプロデュースとPRを担当。住所:東京都港区南青山3-15-13 TEL:03・6804・6166
Junko Yaginuma
アナウンサー&シニアワインエキスパート 2011年芸能界で初のシニアワインエキスパート資格を取得。’14年にはシャンパーニュ騎士団よりシュヴァリエを叙勲。著書『圧倒的美女になるための50のレッスン』(幻冬舎)。

Text=牛丸由紀子 Photograph=鈴木規仁 Hair & Make-up=吉田みわ