中田英寿の感涙レストラン13【ゲーテイスト2020】

毎年恒例のゲーテレストラン大賞「ゲーテイスト」。今回も秋元 康さん、小山薫堂さん、中田英寿さん、見城 徹の食を愛する4兄弟が集結、ここ1年のお薦めのレストラン(全52店)を教えてもらった。今回は、中田英寿が厳選した極上レストランをまとめて公開!

サンプリシテ|代官山の魚をメインにした絶品フレンチ

――フランスで修業後、名店『レカン』でスーシェフを務めた相原 薫シェフのフランス料理店『Simplicité(サンプリシテ)』。メニューは昼夜ともに魚を中心としたおまかせコース1種類のみ。ディナーコースは11〜13皿で、内容は2ヵ月おきに替わる。

中田:ほとんど魚料理を出すという、ちょっと珍しいフレンチです。僕は相原シェフのセンスが好きで定期的に行くんですけど、いつも頑張ってる感じが伝わります。魚だけでよくこれだけ作るなあ、と。

小山:ここ、いいですよね。僕も3年ぐらい前、オープンした頃から通ってます。

見城:魚専門のフレンチって、フランスのパリとかニースにありそうだね。日本ではあまり知らないけど。「サンプリシテ」っていうのはどういう意味なんだろう?

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銀座 串かつ凡|ロカボな串揚げの名店

――細部にまでこだわりを持った大阪発の『串かつ凡』は、串揚げ店なのに、低糖質コースがあるなど「ロカボな串揚げ」と言われる。厳選した食材使いに加え、アイデア満載の串揚げには美味しいだけではない魅力があった。

中田:秋元さんの串物の流れでいくと、僕のイチオシは銀座の『串かつ凡』ですね。

見城:いいねぇ。串かつ大好きだから、東京で美味しい店があるならぜひ、知りたいよ。そこは大阪みたいにいろいろな種類がストップ方式で出てくるの?

中田:はい。タネは30種くらいあって、お店の方に聞いたら女性のお客さんでも20本くらいはペロッと召し上がるみたいです。

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三田牛竈炭火焼 ウェスタ| 最高の食材でもてなす、日本橋のステーキ店

――高温の炉窯で焼く三田牛のステーキが看板メニュー。三田牛は但馬牛を素牛とする、兵庫県のブランド和牛。三田市から直送される三田牛は柔らかく繊細で、濃密な旨味が持ち味。複数の部位の食べ比べも楽しい。

中田:名物の三田牛をはじめ、食材が素晴らしいんですよね。天然のベルーガキャビアやら、噴火湾の活毛蟹やら、最高のものばかり出てきます。

見城:接待で人を連れて行く時にはいいよね。

中田:食材を目の前に運んできてプレゼンテーションしてくれたり、外国人受けする要素もたくさんあるので、僕は特に外国人をよく連れて行きます。料理はシンプルですし。

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焼肉 誇味山|“タレ焼肉”を極めた西麻布にあるレジェンドの店

――“いい肉は塩で”という流れに一石を投じ、話題を集めている焼肉界のレジェンドの店。今や、焼肉の聖地と化した西麻布の地で、話題沸騰中の1軒は、“タレ焼肉”の可能性を感じさせてくれる新たな拠点となっている。

中田:僕もここはぜひご紹介したいという焼肉店があります。西麻布にある『誇味山』は、去年、何度も行かせていただきました。

見城:また西麻布! もはや焼肉の聖地化している感じだね。

秋元:美味しい?

中田:おまかせコースだけで、少しずつお肉を出してくれるんですけど、タレにもすごくこだわっていて美味しいです。

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件|おでんと日本酒が絶品! 学芸大学の居心地のいい居酒屋

――目利きの店主、川辺輝明氏が全国から厳選した純米酒の品揃えと、自家製おでんの味わいに定評のある居酒屋。昨年2月には、店の真向かいに深夜まで開いている姉妹店『日本酒 酒場 コメカラ』をオープンした。

見城:おでんか、いいね。

中田:大将はもともと三軒茶屋の『赤鬼』という日本酒居酒屋にいた方で、ここは日本酒の品揃えがとても豊富なんですよ。僕はずっと日本酒の仕事をしているので、いろいろなお店に行って日本酒と和食がどう合うかを試してるんですけど、大将は本当に日本酒のことをよくご存知で。ここが1番、日本酒とおでんのマリアージュにはこだわっています。

小山:おでんを美味しいと感じさせるのって、難しいでしょうね。おでんって、大体同じ味になりがちだから。

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テクストゥーラ|四川×スペインを融合した丸の内の人気店

ーー四川料理の人気シェフが手がけるレストラン。多様性をテーマに、遊び心のある四川料理とスペイン料理を提供。店内は入口側のバーエリアと奥のレストランエリアに分かれ、それぞれに異なるメニューが用意されている。

中田:ここは鎌倉にある名店『イチリンハナレ』の齋藤宏文シェフがやっているお店です。安いしカジュアルなんですけど、スペイン料理と中華のいいとこ取りをしてて、すごく面白いお店だと思います。

秋元:僕は齋藤シェフの大ファンなんです。

中田:彼が最初につくった『東京チャイニーズ一凛』も美味しいです。

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炭火割烹 白坂|自由なアレンジが心憎い赤坂の割烹

――店主の豊富な海外経験を存分に発揮した、モダンなプレゼンテーションの和食店。9品前後のおまかせコースのメインは炭火焼き。終盤に出る和牛イチボは、炭で焼く際に落ちる脂でスモークし、香りと食感を生かしている。

中田:ここは赤坂の路地裏の古民家を改築した炭火割烹です。風情のある露地を通って中に入ると、オープンキッチンの前にカウンターがあって、個室もひとつあります。シェフは井伊さんという方なんですが、場所が赤坂だから、店名は『白坂』。

見城:それは面白いね。

小山:シドニーの『Tetsuya’s』にいたシェフでしょう?

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リストランテ ラ・チャウ|アラカルトが充実! 芝浦の穴場イタリアン

ーー北イタリアはピエモンテ州の料理とワインが楽しめるリストランテ。店主の馬渡 剛シェフはアルバの一つ星『ラ・チャウ デル・トルナベント』で4年半修業し、都内の一流ホテルで活躍したベテラン。2007年にオープン。

中田:今年で開業13周年を迎えるんですけど、その割にあまり知られていなくて、気軽に行けて美味しいイタリアンのお店です。

見城:「ラ・チャウ」ってどういう意味なの?

中田:ピエモンテの方言で「鍵」という意味で、シェフは「人々の笑顔の鍵になる店」を目指しているんだそうです。

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アロセリア ラ パンサ|“お米”料理に舌鼓を打つ、銀座のスペイン料理

ーーアロセリアとは、スペインの米料理専門店のこと。パエリアをはじめとする米料理は15種類以上。前菜やメイン、ワインも充実しており、味もラインナップも本場さながら。故郷の味を楽しむスペイン人客も多い。

中田:スペイン料理でいいとこって個人的になかなかなくて、いろいろ食べ歩いて見つけたのがここです。オーナーのビクトルはスペインと日本のハーフ。他にも2軒お店をやってるんですが、どこもカジュアルながらセンスがいい。アンティークのペンダントライトを組み合わせた照明なんかも雰囲気があるし、料理も何を食べても美味しいですね。

見城:旨いスペイン料理って、少ないよね。他の2軒はどこにあるの?

中田:代官山に『サル イ アモール』という店があって、ここが本店です。あとは去年の春、中目黒に『バル ポルティージョ』という店を出してます。

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ミ・レイ|連日大盛況な蒲田の老舗べトナミーズ

ーー食通に評判のベトナム料理店。創業者のミ・レイさんは南ベトナム出身の女性で、現在は娘の夫が店を継いでいる。気取らぬ食堂のような店内は、連日大盛況。開店直後の時間帯は比較的入りやすいが、早めの予約が無難。

見城:ここは有名な老舗だよね。

秋元:めっちゃ旨いよ。僕が知っているベトナム料理で一番美味しいと思う。

中田:ですよね。僕、ベトナム料理がすごい好きで年に2回ぐらいベトナムに行くんですが、東京のお店で定期的に食べに行くのがここです。

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エクリチュール|香港版ミシュランで二つ星を獲得したモダンフレンチ

世界中を飛び回る中田さんが「去年で一番美味しかった」と絶賛するのが、香港の『エクリチュール』。ザ ランドマーク マンダリン オリエンタルの二つ星レストラン『アンバー』の料理長として名声を広めたマキシム・ギルバートシェフが、2018年4月に満を持してオープンした、香港で最も話題のモダンフレンチだ。

フランス人のマキシムシェフが中国に拠点を移したのは、シャングリ・ラ ホテル 北京の『ステイ・バイ・ヤニック・アレノ』の開業に携わったのがきっかけ。

フランスやスコットランド、アメリカで技を磨いた彼は、パリの三つ星『ル・ムーリス』で巨匠ヤニック・アレノ氏に才能を見いだされたのだとか。

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ひつじや|くさみは皆無! 山形のジンギスカン屋

ーー店主は、軒先で200頭の羊を飼育する生産者。山形県村山市にある、100%自家飼育の羊肉を扱う『ひつじや』は、注文を受けてからスライスして提供するため、くさみ皆無の新鮮なジンギスカンを食すことができる。

見城:地方といえば、ヒデの意見が聞きたいよ。最近も日本中の蔵を巡っているんでしょ?

中田:そうですね。僕の持論なんですけど、蔵元の方はその土地の美味しいものを絶対に知っているなと思っていて。

秋元:確かにそうだよね。蔵元の薦めるお店は気になるな。

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焼鳥 かさ原|東京から同業者が訪れる神戸の焼鳥屋

ーー今、食通たちが刮目(かつもく)する美食の街、神戸で存在感を放つ「究極の焼き鳥」。男気溢れる店主の焼きの評判を聞き、東京から訪れる同業者も多数。全国にその名を轟かす焼き鳥には一串入魂とも言うべき匠の技が宿っていた。

中田:見城さんが「神戸は日本のバスク」って仰っていたけれど、ここのお店も素晴らしかった。『かさ原』という焼き鳥店なんですが、県外からもわざわざ来る人が多いみたいです。

秋元:美味しい焼き鳥というのは聞き逃せないな。

中田:神戸出身の店主は見た目がちょっとやんちゃな感じなんですけど(笑)、仕事に対する姿勢がすごくまじめで技術も本当に素晴らしいと思いました。

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中田英寿
中田英寿
1977年生まれ。日本、ヨーロッパでサッカー選手として活躍。W杯は3大会続出場。2006年に現役引退後は、国内外の旅を続ける。2016年、日本文化のPRを手がける「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」を設立。
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