【竹中平蔵】ビジネスパーソンに効くサバイバル名言集⑤

予測不能の未知なるウイルスによって世界的不況は深刻化。そんな不安な時をどうやってサバイバルしていいのだろうか。雑誌「ゲーテ」2012年4月号では、それまでの誌面で登場した、仕事を通じて人生を謳歌する各界のトップランナーによる名言集を掲載した。先行きが見通せない不安な今だからこそ読むべき、第一線にいる仕事人たちの独自の「スタイル」=「言葉」を再録する。     

「今、世界ではフラットとスパイキーが同時進行しています。フラットとは、世界中が同じ条件になること。日本のような先進国は、途上国と同じ条件になれと言われたら、もう沈むしかありません。一方でスパイキー、尖った人たちは、毎日イノベーションを起こしている。つまり、日本はスパイキーの道を選ぶしかないんですね。それには敵も多いし、困難もたくさんある。優しいことばかりを言うリーダーは『日本はフラット化でいい』と言っているのと同じこと。スパイキーなリーダーは『痛みはあるけど、乗り越えていこう』と言うはずです」

(雑誌「ゲーテ」2011年9月号より)

GOETHE'S COMMENTS
地震、津波、放射能、電力不足と、次々と深刻な事態が連鎖した日本。今の経営者に必要なのは、温かい心と冷静な頭脳だという。顧客を思い、従業員の生活を守ろうとする優しさを実行するためには、時には厳しさも必要。何をしても必ず批判はつきまとう。ならば物議を醸すような人でなければ、と強く語ってくださった。

※ 雑誌「ゲーテ」(2012年4月号)より再掲(この記事は、掲載された当時のまま転載しています)