小山薫堂名言集「ブランド力を上げるには、誰にどれだけ深く愛されるか」

放送作家、脚本家の小山薫堂さんとは何者なのか。カルト的人気を誇ったテレビ番組『カノッサの屈辱』や『料理の鉄人』の放送作家、米アカデミー賞外国語映画賞を獲得した映画『おくりびと』の脚本家、京都の老舗料亭「下鴨茶寮」の主人、東北芸術工科大学の企画構想学科学科長、人気キャラくまモンの生みの親......。ひとつの分野に留まることはなく、幅広く活躍する小山さんの発想の源は──。

───小山薫堂の名言───

「自分が一番の顧客」
マーケティングに基づいて何かをするということはない。まず、自分が客だったらそれが欲しいか、そこに行きたいかを考える。

「これからは個人商店の時代」
昔だったら、個人のアイデアを自分の力だけで実現するのは容易ではなかった。しかし、今はアイデアさえあれば、ITのプラットフォームを利用してお金を集めたり、流通させたりできる。むしろ、これからは個人の力がなければ生き残っていけない時代になる。

「止まっていれば、また時代は戻ってくる」
 たとえ今、時代遅れと言われていても、変えようとしたり新しいものを出そうとしたりすると、その時点でただ流行を追いかけているだけになってしまう。動かなければ、また先頭になれるかもしれない。下手に時代を追いかけないほうがいい。

「感性は知識と経験でできる」
 自身の知識と経験が化学反応したものが感性だ。ちなみに、くまモンをデザインしたアートディレクターの水野学さんは、ずっと「センスは知識でできている」と言っている。

「ブランド力を上げるには、誰にどれだけ深く愛されるか」
いきなり、たくさんの人に愛されるブランドをつくるのは難しい。まずは、深く愛してくれる人を何人かつくる。そして、その愛してくれる人のブランド力を使って、自分のブランド力をあげる。

小山薫堂
1964年熊本県生まれ。放送作家、脚本家。「FOR KUMAMOTO PROJECT」くまモン募金箱 実行委員長。現在、YAHOO!JAPAN上で、くまモン募金箱を設立。熊本地震で被災された方の支援と復興支援のために活動を行う。

*本記事の内容は16年4月1日取材のものに基づきます。

小山薫堂
小山薫堂
放送作家、脚本家。1964年熊本県生まれ。『料理の鉄人』など多くのTV番組を企画。脚本を手がけた映画『おくりびと』では、アカデミー賞外国語映画賞受賞。名レストランの経営手腕にも注目が集まる。
気になる方はこちらをチェック