52歳のサッカー選手・中山雅史「”明らかに極める”まで現役を続ける」

夢や目標に向かって思うように挑戦することができず、モチベーションを保つのが難しいときには、どんな困難な状況でも挑むことを諦めないサッカー選手・中山雅史の言葉に触れてみてほしい。52歳の今も現役のサッカー選手として活躍し、常に挑戦を続ける中山の思考法とは? アスリート応援番組『Dream Challenger』を書籍化した『夢をかなえる教科書 〜トップアスリートに学ぶ39のヒント〜』から、レジェンド直伝の“モチベーションを保つコツ”をお伝えする。

愛し続けることがモチベーションに

一番大切なのは、自分がやっていること(競技)を愛すること。本当に好きでやっていれば、「どうすればモチベーションを保ち続けられるか」を考える必要はないはずです。それを愛し続けることがモチベーションになると僕は思う。

誰でも、競技を続けていると、いろいろな壁にぶつかることがある。僕だって、そう。もし、「ああ、苦しいな……もうやめてしまおうか」と思うようなら、そんなときには、やめちゃえばいい!

あきらめるためには、「明らかに極めた」と思えるまでやる

あきらめるという言葉はネガティブな意味で使われることが多いけど、仏教用語では、「あきらめる」とは「明らかに極める」ということだと聞いたことがある。この言葉を聞いたときに僕は、あきらめるためには、「明らかに極めた」と思える境地までいかなければいけないと思ったんです。

僕の場合は、まだまだ自分自身を「明らかに極める」ことができていない。だから、まだサッカーをやめることができないでいます。「明らかに極める」ところまでいきたいと思うから、そこにたどり着くまでは、日々挑戦。毎日毎日、自分に何かを課さなきゃいけない。

僕だって、単調できつい練習は嫌。正直、へこたれそうなときもあります。でも、「これを乗り越えたら、もっと強い自分ができあがるんじゃないか」という期待があるから、苦しくても頑張れる!「明らかに極める」ために日常を送れば、モチベーションは勝手に上がっていくんじゃないかな。成長できる可能性があるのなら、挑戦していこう。

中山の言葉を日常生活に取り入れる

中山が今でもプロとして現役続行していることからもわかるように、目標や目的に挑み続ける気持ちを持ってさえいれば、高いモチベーションをいつまでも保つことができるのである。

これはスポーツ選手だけではなく、夢や目標に挑むすべての人に共通して言えることだろう。「明らかに極めた」と思える境地まで取り組み続ける。自分自身に課題を課し、それを乗り越えた先にあるのは成長した自分だという期待があれば、苦しくても頑張ることができるということを、中山は私たちに教えてくれているのだ。

『夢をかなえる教科書』
文化工房 ¥1,320
トップアスリートによる金言集『夢をかなえる教科書 〜トップアスリートに学ぶ39のヒント〜』が全国書店、ネット書店にて発売中。中山をはじめ、松井秀喜、伊達公子などスポーツ界のレジェンドたちが登場し、人生のヒントとなるメッセージを伝える。