北海道日本ハムファイターズ監督・栗山英樹がオークリーを選ぶ理由

2012年に北海道日本ハムファイターズの監督に就任して以来、日本一1回、リーグ優勝2回、5回のAクラス入りなど、華々しい成績を収めてきた栗山英樹監督。野球に対して妥協を許さない指揮官が愛用するツールのひとつが、オークリーのサングラスだ。栗山監督がオークリーを選び、使い続ける理由に迫った。


試合の勝敗を超え、人生を決める一球を捉えるために

北海道日本ハムファイターズを率いて8シーズン目となる栗山英樹監督。オークリーを愛用し始めたのは、2012年、監督に就任してからのことで、選手とは違う、指揮官らしいサングラスの使いどころがあるという。

「練習中や試合の時など、周りの人に表情を読み取られないように敢えてかけることがあります。僕の視線自体が意味を持ってしまう場面もあるじゃないですか」

今でこそサングラスをかけてプレイする野球選手も多いが、栗山監督の現役当時(1984~90年)はほとんどいなかったよう。

「日差しのきついデーゲームの時、アイブラックを試したことがあったんですが、僕の場合あまり効果がなくて、太陽の光が目に入ってどうしてもボールが見えにくかったんです。また当時、スポーツ用のサングラスといえばはね上げ式が一般的でした。重いし、かけ心地もよくないし、機能的とはとてもいえませんでしたね。それでも何とか実戦で使おうと、フライを打ってもらって、はね上げ式サングラスのレンズを上げ下げする練習もしましたよ(笑)」

現在、ファイターズの一軍・二軍合わせて約9割の選手がオークリーを愛用している。

「オークリーはボールがしっかり見えるのはもちろん、かけ心地がとてもよくて、自分の身体の一部になってくれるところがいいですね。選手たちは日々、一球で人生が決まるような勝負をしています。捕れるか捕れないか、打てるか打てないか、そのワンプレイがチームの勝ち負けに大きな影響を与えます。ですから、選手たちはみな普段使うギアも少しでもいいパフォーマンスにつながる機能性の高いものを選んでいます。オークリーをかけてプレイできるなんて、今の選手たちが羨ましいですよ」

ファイターズとオークリーといえば、人気の「レーダーロック」をベースにしたコラボモデルがあり、’18年よりチームアウターおよびトレーニングウェアのサプライヤー契約を締結している。本拠地の札幌ドームではサングラスの出番は少ないが、遠征時には数種類のオークリーを携行しているという。

「普段は験担ぎをしませんが、チームの調子によっては、違うモデルのサングラスにかけ替えたりもします」

創業以来、次々と革新的なテクノロジーを生みだしてきたオークリー。常に高みを目指し、己を変革してきたオークリーとともに、ファイターズは’16年以来の日本一を目指して熱い戦いを続けている。

Hideki Kuriyama
1961年東京都生まれ。'84年にヤクルトスワローズに入団。引退後は野球解説者やスポーツキャスターとして活躍し、2012年、北海道日本ハムファイターズの監督に就任。'16年には日本一に輝いた。


Text=岩村真人 Photograph=池田直俊