キャンプで会議をする会社が急増中! 野外で働くことで得るものとは何か?

働き方改革の波が行きついた先は、野外だった!? 〝キャンピングオフィス〞を用いた新たなワークスタイルを探る。


キャンプ体験がもたらす効能とは?

働き方の多様化が進みテレワークなどが加速する一方、組織の骨子 として重視されるべき社内のコミュニケーションが、希薄になりつつある企業も少なくない。

そうした問題を "外" で解決しようとする試みが「OSO/TO(オソト)」。手がけるのはスノーピークと、愛知県のIT企業・ハーティスシステムアンドコンサルティングの合弁会社、スノーピークビジネスソリューションズ(SPBS)だ。

「働き方を大きく変えることは、ひと筋縄には行かない。そのことに、多くの経営者たちは薄々気づいています。求めているのは、効果的に組織の本質的な部分を変える方法。そのひとつが、『OSO/TO』を通じた "良好な人間関係" の構築にあると考えます」

こう話すのはSPBS代表取締役の村瀬 亮氏。発足から約2年、すでに多様な企業に取り入れられ実績を上げているという。

SPBS代表取締役の村瀬亮氏は「アウトドアにはチームビルディングに欠かせない要素が詰まっています」と語る。

「アウトドアが生む"ワクワク" は、ビジネスにも多くのメリットをもたらします。テント設営が "チームビルディング" の一翼を担い、焚き火を囲んでの会話が "ビジョンシェアリング" に直結する。組織の団結力が強化されたかは、参加者たちの笑顔に表れており、その効果は火を見るよりも明らかです」

キャンプ体験が社員と社員の交流を密にし、新たなイノベーションを生みだす。次世代の働き方のカギは、アウトドアのなかにあるのかもしれない。

高知県越知町に四国初のスノーピーク直営店&キャンプ場「おち仁淀川キャンプフィールド」が誕生。敷地にはオートキャンプサイト30区画と、モバイルハウス「住箱(じゅうばこ)」 を10棟設置。水質日本一の清流、仁淀川に面した最高のロケーションだ。(スノーピーク TEL:0120·010·66)


Text=中澤範龍(EditReal)  Photograph=羽田貴之