リーダーが欲しがる! 私をワクワクさせるモノ【大野和士・千葉功太郎・滝藤賢一】

「仕事が楽しければ人生も愉しい」とは、本誌が掲げる大人の理想の生き方。その頑張りには、やはり自分を前に押しやってくれる“ご褒美”が必要だ。そこで日々仕事に邁進する各界のリーダーたちに、いま欲しいワクワクするご褒美的モノを聞いた。

大野和士/「エコール・ド・キュリオジテ」の本番用コスチューム

参考商品(エコール・ド・キュリオジテ: www.ecoledecuriosites.com )

ブランドの名“École de Curiosités(エコール・ド・キュリオジテ)”とは、「好奇心の学校」という意味。デザイナーの伊籐ハンス氏は、毎シーズン、ある作家による珠玉の短編からインスピレーションを受けた新しいデザインを発表し、大きな話題を呼んでいる。知性と洗練に満ちたこのブランドのアトリエと展示会には、人々が多彩な才能を見いだしに集まる昔ながらのパリのサロンの趣がある。そこで私は、首回りは立ち襟ながら、後ろ姿は燕尾服仕様の演奏会用コスチュームを誂(あつら)えてもらった。襟にはコリント式装飾をイメージした刺繍も入ったこの特別な衣装に“Hagoromo”(ハゴロモ)という名をつけ、袖を通すと気分一新。空を駆けながらコロナの霧を打ち攘(はら)うのだ。

©Herbie Yamaguchi

Kazushi Ono
指揮者。1960年東京都生まれ。東京藝術大学卒業。数多くの世界的な歌劇場やオーケストラで音楽監督、首席指揮者を歴任。現在は都響およびバルセロナ響の音楽監督、新国立劇場オペラ芸術監督を務める。新国立劇場にてオペラ『アルマゲドンの夢』(11月15日、18日、21日、23日)を公演予定。

千葉功太郎/ヘリポートつきの自宅

ヘリポートつきの自宅が欲しいと思ったのは、現在、そして近未来のライフスタイルにおいては、空の移動手段がメインになると確信したからです。大量輸送時代から、個別モビリティ時代へ。内燃エンジンから電動化・自動運転化へ。さらに陸だけでなく、今後空の移動ルートが開拓されるでしょう。またコロナによってリアル会議、リアルイベントがなくなったことで、東京に縛られないライフスタイルに変化しました。そしてリアルで会うこと、移動することの価値が逆に高まった。だからこそ、自宅に“空の駅”ができる意味は大きいし、ワクワクしかない。こうした少し先の未来人のライフスタイルを体現し、世に示すことは、僕の仕事でもあるのです。

Kotaro Chiba
慶應義塾大学SFC特別招聘教授、投資家、Drone Fund 創業者/代表パートナー。1974年生まれ。慶應義塾大学卒業後、リクルートに入社。2009年コロプラに参画し、取締役副社長就任。現在はドローンファンドなどの代表を務め、スタートアップ60社以上に投資するエンジェル投資家。ホンダジェット国内顧客第1号であり、航空パイロット免許も取得している。

滝藤賢一/「CARVER」のスケートボード

¥23,000(カーバー/クレストインターナショナル TEL:03-6455-1841)

映画監督を夢見て名古屋から上京した19歳の時、写真家ラリー・クラークが監督した『キッズ』という映画にとてつもない衝撃を受けました。ドラッグ、AIDS、セックス、酒、スケボー。私のバイブル的な映画です。怖いもの知らずだったあの頃のように、スケボーとともに躍動したい。しかし、もう43歳。大きめなカーバーで安定した滑りを身につけたいかなと。そして、いずれLAでサーフィンにも挑戦したいと思います。

Kenichi Takitoh
俳優。1976年愛知県生まれ。舞台を中心に活動後、テレビや映画など幅広い分野で活躍。現在は大河ドラマ『麒麟がくる』に出演中。今秋『ヴィレヴァン!2 〜七人のお侍編〜』(名古屋テレビ)もスタート。10月23日には映画も公開予定。

Direction=島田 明 Text=竹石安宏(シティライツ)