【インタビュー】女優・池田エライザの見返りを求めない愛

話題作に続々出演の大注目株、池田エライザさん。彼女がなぜこんなにクリエイターに求められるのか。そのヒントは、すべてのものを愛する、深い愛情にあった!?


仕事も恋も、自分から愛することが大前提

エライザという個性的な名を持つ彼女は、グラマラスなプロポーションと、愛らしい童顔を併せ持つ、コケティッシュな22歳。主演映画『ルームロンダリング』や、ウェス・アンダーソン監督の『犬ヶ島』に声の出演をするなど、クリエイターが注目する新進気鋭の若手だ。転機は19歳の時にオーディションで役を獲得した『みんな! エスパーだよ!』だった。

「演じる仕事に恋してしまいました。最近は、脚本や衣装に関しても意見を求められる機会が増え、より夢中になっています」

同世代との交流よりも、40〜50代の「大きなお友達」と過ごす時間が多いという。

「お酒を飲んでいても、次の作品の話をしています。時には討論になることも。対等に話したいから、基本的には『割り勘な!』と年上の方にもおごらせません。22年しか生きていないなりに、まっとうに、責任を持って生きていきたいんです。だから演技の勉強もまっとうにしたい。同世代にはキレイで、性格もいいモデルさんがたくさんいて『勝ち目がないなぁ』と恥ずかしくなることもありますが、だからこそ、技量で劣らないために、勉強し続けなきゃと思います」

音楽に造詣が深く、MCにも挑戦、「自称・万屋(よろずや)」と笑う彼女が、仕事をするうえで大切にしているモットーは「愛して、愛されること」だという。

「人も、映画も、脳が捉えるすべてのものを愛しています。愛情深いので、見返りはさておき、自分から愛することが大前提。恋をした相手にもちゃんと愛情を表現しますよ。可愛いと思われたいから、乙女になりすぎることもあるんですが(笑)」

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Elaiza Ikeda
1996年フィリピン生まれ、福岡県育ち。2009年より雑誌モデルとして活動を開始。’15年、映画『 みんな! エスパーだよ! 』のヒロイン役で注目を集める。8 月31日公開『SUNNY 強い気持ち・強い愛』、10月19日公開『億男』など話題作に続々出演。


ルームロンダリング
池田エライザ演じる八雲御子(やくもみこ)の仕事は、事故物件に住み、その履歴を帳消しにすること。仕事先の部屋に出没する幽霊たちに振り回されるうちに、周囲の人々も巻きこんで、御子にさまざまなトラブルが訪れる。
監督:片桐健滋
出演:池田エライザ、オダギリジョー ほか
配給:ファントム・フィルム
新宿武蔵野館ほか全国公開中

Text=須永貴子 Photograph=松岡敦飛 Styling=RIKU OSHIMA Hair & Make-up=豊田千恵