所有数30足以上! デザイナー森田恭通がクリスチャン・ルブタンを愛する理由とは?

「レッドソール」で知られるクリスチャン・ルブタンの靴。それは森田恭通氏の気分を上げ、唯一無二のデザインを生む"導火線”だ。


デザイン魂に火をつけるドレスシューズ

「これを履くと、すごく気分が上がる。僕にとっての"勝負靴"」

そう森田恭通氏が言うのは、クリスチャン・ルブタンの靴。デザインと履き心地に魅せられて愛用すること約10年、今では30足以上所有している。

「素材に要らなくなった端材を使うとか、メチャメチャに思えることをしているのに、どこか品があってユーモラス。クラシックのなかに、新しいサプライズがあるからでしょうね。新作が出るたび、『今度はそう来たか!』と、いい意味で期待を裏切られ、それが刺激となり、購買欲をそそられてしまう。実は僕も、同じことを意識しながらデザインしていることがあるんですよ。だから、わかっているはずなのに、つい乗せられて〝お買い上げ〞です(笑)」

ルブタンの代名詞、レッドソールについて、「女性が脚を組んだ時、チラッと見える靴の裏が赤だったらセクシーだと思ったんじゃないかな」とも、森田氏。

「デザイナーってどう人を喜ばせ、心地よくできるかということばかり考えているんですよ。特にパートナーをね。パートナーが喜べば、自分も喜べるから」

気分を高揚させ、デザイナー魂に火をつける靴。それを履き、今日も彼は"勝負"に挑む。

森田恭通
デザイナー 1967年大阪府生まれ。国内外でインテリアやプロダクトの創作など、幅広く活躍。12月開業の『東急プラザ渋谷』の商環境や『CÉ LA VI TOKYO』、『ペッパーパーラー』、『GMOデジタル・ハチ公square』なども手がける。


Text=村上早苗 Photograph=古谷利幸