飲食業界の野生児・稲本健一 野遊びとビジネスには共通点がある

自然の中では、自分の中の余分なものが落ちていくと言うDDホールディングス取締役でゼットン ファウンダーの稲本健一氏。 世界中で自然と戯れ、怖さも楽しさも知る男が、野遊びの魅力とビジネスとの共通点を語る。


野遊びに危険はつきもの。それを察知する力も試される

「50歳になったら何かやろうと挑んだのが『Great Earth Road of CALIFORNIA』。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジからロサンジェルスのサンタモニカまで800㎞を6日間かけて自転車で走るレースです。アップダウンも多く、獲得標高は8,547m。あと300mでエベレスト登頂(笑)。残念ながら日没タイムアウトで走行距離は93㎞届かなかったけど、最高の経験でした」

ロードバイクの相棒たち。サングラスはオークリー。ヘルメットは「とにかく軽い」というイタリアのMETのもの。靴はイタリアの老舗シューズメーカーSIDI。

こう話す稲本健一氏は、サーフィンやトライアスロンを趣味とする超アクティブ派。海外出張も多く、それだけに野遊びは世界各地で体験済みだ。そんな稲本氏が、自然と遊ぶ時間に一貫して感じるものがあるという。

「自然の中では常に路面に気を配り、風や波を読み、予期せぬアクシデントに対処する必要がある。これはビジネスでも同様です。都会にいると鈍りがちな危険察知能力の必要性が、仕事にも役立っているのかな」


世界中で野遊びを実践中

Kenichi Inamoto
1967年愛知県生まれ。DDホールディングス取締役、ゼットン ファウンダー。バイク、ラン、スイムはトライアスロンのトレーニングがメイン。過去にSUPで大島→湘南60kmの2 人リレーにも挑戦。冬はスキーも楽しむ。


Text=今井 恵 Photograph=下城英悟(ロードバイク写真)