吉岡里帆がデビュー当初からずっと変わらないものとは?【画像全15点】

2016年の連続テレビ小説『あさが来た』を皮切りに、連続ドラマに出ずっぱり。以降、ドラマや映画の主演作が続く吉岡里帆の活躍は"快進撃"と言ってもいい。10月12日より公開されるロック・コメディ『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』で主演を務める彼女に迫る。


焦燥も渇望も情熱もずっと持ち続けていたい

「今は走っている真っ最中。焦燥も渇望も、デビュー当初からずっと変わりません。目標は私がいくら走っても常にずっと先にあり、たどりつける日なんて
一生来ないんじゃないかな」

最新出演映画は、初挑戦の本格的なコメディ『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』。脱力系コメディの奇才・三木聡の新作だ。

「"間の取り方はもちろん、セリフも一言一句間違わず、句読点まで全部読んでほしい"と。そうした監督の思いやこだわりに応えなければと、使命感を覚えました。監督が目指すのは見たことのない面白いもの。私が演じたヒロインは、声の小ささに悩む路上ミュージシャンなのですが、悩んでいるようで悩んでいない、マイペースで能天気なタイプになればいいかなと」

演じながら、「頼むからオーディションに行ってくれ!」と役柄に心のなかでツッコミを入れたという吉岡自身は、20歳で上京し、現在の所属事務所の社長に直談判して道を切り拓いた行動派。その頃に心と身体を満たしていた情熱は、今も尽きていない。

「私自身、映画や舞台が好きで、いい作品に出合う幸福を知っているからかも。自分の身体や声でそれを実現できたら最高の人生。自分の未熟さに落ちこむこともありますが、ならば人一倍努力して、前進し続けたい」

Riho Yoshioka
1993年京都府生まれ。学生時代から、自主映画、学生演劇などで活躍。ドラマ『ゆとりですがなにか』『カルテット』など多くの話題作に出演し、今年は、ドラマ『きみが心に棲みついた』『健康で文化的な最低限度の生活』で主演を果たした。


『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』
禁断の "声帯ドーピング"で手に入れた驚異の声量を誇るロックスター、シン。その秘密を偶然知った路上ミュージシャン・ふうかは、シンとともに謎の組織から追われるハメに。三木聡監督によるロック・コメディ。
監督・脚本:三木 聡
出演:阿部サダヲ、吉岡里帆、千葉雄大 ほか
配給:アスミック・エース
10月12日より全国公開予定


Text=渥美志保 Photograph=斉藤大嗣 Styling=圓子槙生 Hair & Make-up=渡邊良美