ネスプレッソ・パスカル社長「お酒の重要性は日本もフランスも同じ」【経営者の酒の流儀】

酔ってざっくばらんに話せば、普段見えない素顔が見えてくる。酒席でチャンスを掴む人や資金調達する人、縁をつなぐ人もいれば、アイデアの元にしている人もいる。彼らにとって酒とはどのような存在なのか? 第一線で活躍する酒LOVERの酒の流儀に迫る!


一杯のワインが私を旅に 連れ出してくれる

「赤は力強いフルボディ、白はドライなタイプをよく冷やして飲むのが好みです」と、フランス生まれのパスカル・ルバイー氏。ネスレネスプレッソ社長として日本に赴任して1年だが、酒の重要性は日本もフランスも同じであると強く感じているという。

「お酒は人と人との距離を近づけ、絆を深めてくれるもの。ネスプレッソのCMに出演していただいている玉木宏さんともお酒をご一緒し、趣味の話などで盛り上がりました」

ジャンルはワインが中心だが、産地はフランスだけでなく南アフリカやチリ、日本のワインも好んで飲む。日本酒やイチローズ・モルトなど日本のウイスキーを試すこともあるという。

自宅のお気に入りの場所は、イームズのラウンジチェアが置かれたリビング。楽な姿勢で読書を楽しみつつ、ワインを嗜む。

「飲酒の楽しさは、お酒を通してその土地の文化や個性が学べること。ワインはフランスなどという固定観念は捨てるべき。日本のウイスキーにフォアグラを組み合わせるなど、クリエイティヴな発想で新しい発見を楽しんでいます」

ちなみに、パスカル氏の飲酒ルールは"1日1杯"。「美味しく飲むには健康でいなければなりません。限られた量だからこそ、お酒は人生最高の喜びになるのです」

Pascal Lebailly
1963年フランス生まれ。’87年ネスレ フランス入社。2002年、シリアル・パートナーズ・フランス カントリービジネスマネジャー、’12年スペシャル. T by Nestléストラテジック ビジネスユニットCEOなどを経て、’18年より現職。


パスカル・ルバイーがオススメするお酒2選


Text=川岸 徹 Photograph=西村裕介