アメリカズカップがアジア初開催! ソフトバンク・チーム・ジャパンの早福和彦総監督に訊く! 前編  Vol.8


編集長ニホンヤナギの熱狂探訪(11)~仕事が楽しければ、人生も愉しい!~

2017年に行われる国際ヨットレース「第35回アメリカズカップ」。その予選大会である「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」(以下LVACWS)の第9戦が11月18~20日に福岡で開催されます。なんとアジア初開催!日本からはソフトバンク・チーム・ジャパンが参戦中。このたび、チームの総監督である早福そうふく和彦氏にお話を伺うことができました!

LVACWSがアジア初、福岡で開催

編集長(写真右):今回LVACWSがアジアで初めて開催されます。

早福(写真左):本当に歴史的な出来事と言っていいと思います。アメリカズカップは150年以上の伝統を持つ世界最高峰のヨットレース。LVACWSがアジアで、それも日本で開催されることを私は誇りに思います。世界トップレベルのセーラーたちが日本に集まると考えただけでも、とてもワクワクしますね。

編集長:開催地である福岡の印象を教えてください。

早福:素晴らしい街ですね。会場はヤフオクドームに隣接し、九州のシンボルである福岡タワーを眺めることもできます。それに、博多湾はとても美しい。非常に良い雰囲気の海でレースができることに、私自身興奮しています。期待に応えたい、良い結果を残したいという思いが強いです。「なんだ、こんなもんか」なんて言われるのは嫌ですから。幸い、我々のチームには福岡の海に精通しているクルーがいます。福岡大会には、万全の準備をして臨みますよ。

観戦する際の見所

編集長:レースを観戦する際のポイントはありますか?

早福:皆さんに注目していただきたいのは、スタートダッシュです。船が最も加速する風の角度があるんですが、それを掴んでいかに早くトップスピードに到達するか。セーラーの腕の見せ所です。最初のマークをトップで回ったチームが、レースの主導権を握ると言っても過言ではありません。

編集長:過去の大会を動画で拝見したのですが、予想を超えるスピードに驚きました。

早福:最高で時速70キロ以上出ますからね。海の上を飛ぶように走ります。

スピード感溢れるレースは迫力満点! (C)Matt Knighton/SoftBank Team Japan

チームの武器

編集長:早福総監督から見た、ソフトバンク・チーム・ジャパンの武器はなんでしょうか?

早福:大きな武器は「経験」です。他国に比べて、我々のチームには経験の豊富な選手が集まっています。ヨットレースでは、様々な要素が絡み合って勝敗が決まる。ヨットがもつ癖を理解し、刻一刻と変化する波や風、他艇の状況を計算しながら最善のコースを選択します。そういった総合的な判断力、先を読む力というのは経験の差が如実に表れる。その意味で、私たちにはアドバンテージがあります。

<後編に続く!>

【DATA】
■ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会
開催日:2016年11月18日(金)~20日(日)
    18日は練習レース、19、20日が本戦。
場所:福岡市中央区地行浜
ルイ・ヴィトン公式サイト:
http://www.louisvuitton.com
スポナビライブ公式ページ:
http://www.softbank.jp/mobile/special/sportsnavi-live/?slideid=americascup/


本記事の内容は16年8月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)


二本柳陵介
二本柳陵介
雑誌「ゲーテ」、ゴルフ雑誌「GREEN GORA」、会員誌「ACCORDIA」編集長。長谷部誠「心を整える。」(累計150万部)、桑田真澄「心の野球」など、書籍も担当。ツイッターとインスタグラムはyanaginihon。ゴルフに悪戦苦闘中。
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