マッスル美女 FILE06 キム・クネ

昨今、韓国では健康志向が高まり、身体を鍛える人が増えている。韓国の各地で大小さまざまなボディビル大会や“美ボディ・コンテスト”が開催されており、ここから輩出された“マッスル美女”たちが脚光を浴びている。その筋肉美をもつ女神をシリーズで紹介する。


平凡な女子大生がフリーダムを駆け上がる

2018年4月28~29日にソウルで行われた『マッスルマニア・オリエンタルチャンピオンシップ』。韓国最大のフィットネス&ボディビル大会の上半期大会で、スポーツ・モデル部門とミズ・ビキニ部門の2部門でグランプリに輝いたのが、今回紹介するキム・クネだ。

初出場にして2冠を手にした彼女は、複数の韓国メディアから「今年のマッスル・クイーン」と呼ばれ、フィットネス界に現れた新たなスターとして大注目を集めている。

もっとも、キム・クネはこの大会で受賞するまで、どこにでもいるような平凡な女子大生に過ぎなかった。

東亜(トンア)大学で声楽を学び、現在、国民大学大学院の修士課程に在籍する27歳。学業の傍ら、ソウル市内の中学校で音楽講師も務めている。

運動は趣味程度に行っていたというが、そんな彼女が『マッスルマニア』への出場を決めたのはなぜだったのか。キム・クネはこう振り返る。

「いつも通っていたジムで、こう誘われたことがきっかけでした。“あなたはミス・コリアのステージに上がった経験もあるのだから、今度はマッスルマニアを目指してみてはどうか”と」

キム・クネは、2013年にミス・コリア選抜大会の地方大会であるミス・コリア慶南(キョンナム)大会で4位に入ったことがある。

それを機に、地元の慶南(キョンナム)銀行の広報モデルやケーブルテレビ局のレポーターなどを務めたこともあったが、フィットネスに関してはまったくの素人同然。大会出場を決めた当時はまだ線も細く、本格的にトレーニングを始めたのはマッスルマニア開催の半年前だった。

準備期間が限られる分、キム・クネは肩、背中、腹筋など部位別に鍛え、有酸素運動も並行するなど、ハードなトレーニングをこなしたという。食事管理も徹底し、栄養補助食品やカボチャを主食にして過ごしたというのだから、その取り組む姿勢は本気だった。

大会の準備には苦労も多かったとキム・クネは話す。

「修士論文の執筆と並行して行ったので、正直、大変でした。ストレスも溜まりましたね。でも、トレーニングを通じて一歩ずつ成長していく自分の姿を見るのがうれしかったです」

そんな努力の末に、大会本番では見事に2冠を達成。キム・クネはグランプリが発表されたとき、大きく両手を上げて喜びを表現した。

「フィットネスを始めて、“幸せ”の意味がわかりました。運動というものは努力した分だけ、かならず自分に返ってくる。だから、受賞が決まったときは、自分の努力が認められているような気がして、感謝の気持ちが沸き上がってくるんです。ストレスも解消されて、今は毎日が幸せです」

今後はその美ボディを生かし、芸能活動にも挑戦したいと明かすキム・クネ。フィットネス界大注目の「今年のマッスル・クイーン」が、スターダムを駆け上がることを期待したい。


Text=KOREA編集部 Photograph=SPORTS KOREA、KANG MYEONG HO/s-korea.jp

参照記事: 「美ボディ3人衆」のグラビア撮影現場に潜入!!

【関連記事】検索ワードランキング1位になった「フィットネススター」

【こちらもオススメ】ファッションデザイナーの顔ももつ、イ・ヨンファ