ボディビルダー王者の妹も美ボディだった【マッスル美女44】

健康志向が高まり、身体を鍛える人が増えている昨今の韓国。各地で大小さまざまなボディビル大会や“美ボディ・コンテスト”が開催され、ここで栄冠を手にした美女はタレント顔負けの知名度を誇っていたりする。そんな健康美をもつ“マッスル美女”たちをシリーズで紹介する。  


兄妹で美ボディ  

今回紹介するク・ヒョンヒは、現在ヘルスケア・トレーナーとして活躍している。

彼女がフィットネス界で脚光を浴びるようになったきっかけは、2019年に韓国で開催されたフィットネス大会『ICN WORLD CUP』。初挑戦にして2位という好成績を収めて以降、出場した大会では必ず上位入賞を果たしているのだ。

しかし、ク・ヒョンヒが注目された理由はこれだけではない。実は彼女、現役ボディビルダーの妹だったのだ。

ク・ヒョンヒの兄は、トレーナーライセンスを持つボディビルダーのク・ジェウク。さまざまなフィットネス大会で1位を総なめにする、ボディメイキングのスペシャリストだ。

そんな兄の知名度から、ク・ヒョンヒの見事なボディラインには誰もが納得。関係各所からは、「なぜ今まで姿を見せなかったのか」「兄妹で美ボディだったとは」と疑問の声も上がっていた。

それもそのはず。ク・ヒョンヒはもともとトレーニングとはまったく縁のない生活を送っていたのだ。メディアとのインタビューでは「もともピアノが大好きで、大学でも専門的に学んでいました。音楽家になりたかったんです」と明かしていたが、一体なぜ突然ボディメイキングに目覚めたのだろうか。

「気持ちだけで音楽の道には進めなかった。実力を磨く過程で何度も壁にぶつかって、あんなに好きだったピアノが見るのも嫌になっていました。

音楽に代わる趣味を探していたときに思いついたのが、ウエイトトレーニングだったんです。わからないことがあれば兄に教わればいい、そんな気軽さに惹かれて始めました」

いざトレーニングを始めてからは、ボディラインの目覚ましい変化に感動を覚えたというク・ヒョンヒ。いつしかヘルスケア・トレーナーの資格取得を目指すようになったが、その際に兄から“ある提案”をされたそうだ。

「兄は、“タダでトレーニングを指導する代わりに、大会に出なさい”と言ったんです。面白い提案でしょう? 私が大会で成果を残せば、指導者の実績にもなりますから(笑)」

現役ボディビルダーである兄の粋な提案が、彼女を奮い立たせたわけだ。大会準備期間には上半身と下半身のトレーニングを交互に行い、コンプレックスである肩幅の狭さを補うため、ダンベルを使用したメニューを欠かさなかった。食事管理も徹底し、加工食品は一切口にしなかったという。

そうして迎えた大会では初出場2位という好成績を残したが、彼女は結果とは別のところに意義を感じたようだ。

「実は、もともと兄妹仲はそんなに良くなかったんです。思春期を過ぎたあたりから兄とは疎遠になっていて……好きなもの、好きなことが違ったので共通の話題もなく、お互いに干渉しないといった感じ。それが今では、“美ボディ兄妹”としてフィットネス界でちょっとした話題になるほど仲良しです。最近は2人でユーチューブも始めたんですよ」

「トレーニングを通じて新たな自分を発見した」という女性は多い。しかし、ク・ヒョンヒに関しては、家族との絆が深まったことが何よりの成果だったのだ。最近は同じ大会に出場し、兄妹で男女のグランプリを制することもしばしばだという。

ク・ヒョンヒの語る今後のビジョンは、どのようなものだろうか。

「フィットネス大会への出場、そしてヘルスケア・トレーナーになるきっかけを作ってくれた兄には感謝の気持ちでいっぱいです。トレーニングを通じて得た幸せを周りに伝えられるような、影響力のあるヘルスケア・トレーナーになりたいですね」

フィットネス界を一層華やかにした“美ボディ兄妹”の快進撃は、まだまだ続きそうだ。

参照記事: “マッスル美女”は大学講師! 活躍の場を広げる「美ボディ女神」たち

Text=姜 由奈 Photograph= MAXQ MAGAZINE /s-korea.jp


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