【長谷川京子】「20代の頃より今の自分が好き」

モデルであり女優であり、トーク番組のMCとしても活躍。プライベートでは、2児の母でもある。今年、41歳を迎え、フェロモン全開の写真集を発売する長谷川京子にインタビューを敢行。 


長谷川京子、写真集で41歳の"生"を見せる「覚悟」

写真集『Just as a flower』をつくるにあたって、長谷川京子は心に決めていたことがあったという。

【写真集の画像を公開↓】

「41歳の自分を誇張することもなく、そのまま出そうと思っていました。"生"の長谷川京子のいいところも、そうではないところもさらけだすことで、自分が生きてきた41年という時間を表現できるような気がしたんです。だからこそ撮影前も無理に痩せようとはしなかったし、できあがった写真もほとんど修正はしませんでした。正直言うと、シワとかお尻の線を見て何度も修正したくなったけど、ギリギリ我慢しました(笑)」

海辺でランジェリー姿になったり、ベッドの上でシーツだけをまとっていたり。かなりセクシーな写真が多いながらも、写真集全体からは匂い立つような色香とともに品格のようなものが漂うのは、そんな長谷川の覚悟が伝わってくるからだろう。

「私自身、仕事をしながら家事もやるし、2人の子どもも育ててきました。そんな自分を肯定したいし、同じように生きているたくさんの女性たちにも『年齢を重ねても、後ろにさがることないんだ』という元気と勇気を与えられるような写真集にしたいと思っていました。男性には、そうやって頑張って生きている女性をリスペクトするきっかけになるといいですね」

写真集は16年ぶり。ハセキョーと呼ばれモデルとして人気を博し、その後は女優としても高い評価を得ている。40歳を超え、「20代のころより今の自分のほうが好き」と断言する。

「ハセキョーって呼ばれていたころは、自分の一面しか見られていないような気がして抵抗がありました。もちろん若いころしかできないこともあるけど、今のほうがずっと賢くなっていると思っているし、自分の好きなことをやれている」

思春期を迎えつつある子どもたちにも写真集を見せたそうだ。

「男の子には、『世の中にはエロと芸術がある。私の写真が芸術だとは言わないけど、それを目指してプライドをもってやったから』という話をしました。あんまり理解できなかったかもしれないけど、そんなにいやがらず『キレイだね』って見てくれましたよ」

いちばん見てほしいのは、「女性の象徴である胸」だという。

「若いころはハリがあったけど、どんどん重力に負けるようになって(笑)。でもその変化が愛おしいというか、自分が女性として生きてきた過程がそこにあらわれているような気がするんです」

“Just as a flower”一輪の花のように、蕾から花開き、そして咲き乱れ……。そんな女を見たければ、この写真集を手にとってほしい。美しくセクシー、そしてたくましい、素のままの長谷川京子が女性の生き様を教えてくれるはずだ。

長谷川京子
『Just as a flower』
¥2,640 宝島社

衣装:プルオーバー¥46,000、パンツ¥56,000(ともにAERON/コロネット03-5216-6518)、リング¥240,000(ILEANA MAKRI/イレアナ・マクリ GINZA SIX店03-6263-9953)
KYOKO HASEGAWA
1978年千葉県生まれ。モデル、女優、タレント。現在、トーク番組『グータンヌーボ2』(関西テレビ)の司会を務める。2児の母。


Text=川上康介 Photograph=斎藤大嗣 Hair & Make-up=小澤実和 Styling=樋田直子