美ボディすぎるゴルフ女子

韓国ではボディビル大会や“美ボディコンテスト”で栄冠を手にした美女が、タレント顔負けの知名度を誇っていたりする。そんな健康美をもつ“マッスル美女”たちをシリーズで紹介する。

ボディメイキングが人生の分岐点になった

 “ゴルフ女子”という言葉をよく耳にするようになった今日この頃。

昔は“ビジネスマンのコミュニケーションツール”というイメージが強かったゴルフだが、今では女性たちの間で人気を集めている。激しすぎない適度な運動強度、デザイン性の高いウェアやコミュニティなどが、現代社会に生きる若い女性たちの心を掴んでいるようだ。

現にインスタグラム上では「#ゴルフ女子」のハッシュタグが付けられた投稿は100万件を超え、そこから話題のゴルフ美女としてメディアに取り上げられる者もしばしば。

このようなブームは、韓国でも例外ではない。プロの世界でイ・ボミやアン・シネといった美女ゴルファーが大きな人気を集めたことも、韓国人女性のゴルフブームに一役買っているだろう。

そんな韓国で、端正な顔立ちだけでなく見事なボディラインで注目される“美ボディゴルフ女子”がいる。イ・ジェファがその人だ。

大学時にスポーツ科学部でゴルフを専攻し、現在フリーのゴルフコーチとして活躍するイ・ジェファ。ただ、彼女がその名を知らしめたのはゴルフではなく、韓国最高峰のフィットネス&ボディビル大会『マッスルマニア』の2019年上半期大会だった。

スポーツモデル部門のステージに立った彼女は完璧な美ボディを見せつけ、ゴルフクラブを手にスイングを披露。見事1位に輝いただけでなく、ともに出場したミス・ビキニ、フィギュア部門でも上位入賞するという好成績をおさめた。

そんなイ・ジェファだが、過去に行われたメディアとのインタビューでは「もともとはボディメイキングにあまり興味がありませんでした」と語っている。一体何が彼女を駆り立てたのだろうか。

「幼い頃からゴルフをやっていて、プロになりたかったんです。ところが、ある日大きな交通事故に遭ったことで夢が断たれてしまいました。プロを諦めたことに対する未練からなかなか抜け出せなかった辛い時期に、たまたまフィットネス大会を知って……フィールドは違っても、今度こそ自分自身の力を評価してもらえるチャンスかもしれない。そう思って挑戦を決めました」

彼女にとって『マッスルマニア』への挑戦は、アスリートとしての意地とプライドを取り戻すための大きな一歩だったわけだ。大会への出場を決めてからは、体はもちろん心理的にも変化が起きたという。

「背中、肩、下半身にわけて毎日ウェイトトレーニングをして、40分以上の有酸素運動も欠かしませんでした。それまでは何もやる気が起きなかったのに、目標ができるとすごく行動的になれましたね。なくしたはずの自信がどんどん回復して、気力も湧いてきました。ガリガリ体形からのスタートだったので、ストンとした体がメリハリボディになっていく過程も楽しめましたね(笑)」

『マッスルマニア』でその名を知らせてからは、メディアの露出も活発になった。まさにボディメイキングが人生の分岐点になったともいえるイ・ジェファだが、当の本人は「今でも、ボディメイキングが必要不可欠なものだとは思っていません」と語っている。

「私はボディメイキングを通じて辛い時期を乗り越えられました。だけど、それは手段の一つだっただけ。なによりも重要なのは、“今の自分を強くしてくれるものは何か”と常に模索することだと思います。次になにかしらの困難に直面したときは、ボディメイキングとはまったく縁のないものが希望になるかもしれない。幸せな人生を生きるために何ができるのか、そんな前向きさとバイタリティを忘れない人になりたいですね」

「ゆくゆくは自らのブランドも立ち上げてゴルフ界にも貢献したい」と語るイ・ジェファ。美ボディすぎるゴルフ女子の挑戦は、まだ始まったばかりだ。

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Text=姜 由奈 Photograph= MAXQ MAGAZINE /s-korea.jp