美ボディ・バイオリニスト【マッスル美女FILE24】

昨今、韓国では健康志向が高まり、身体を鍛える人が増えている。韓国の各地で大小さまざまなボディビル大会や“美ボディ・コンテスト”が開催されており、ここから輩出された“マッスル美女”たちが脚光を浴びている。そんな筋肉美をもつ女神をシリーズで紹介する。


体幹を鍛えるマルチヒップを欠かさない

運動の世界で、音楽を武器に輝いているマッスル美女がいる。バイオリニストのパク・ウンジュだ。

パク・ウンジュが注目されるようになったきっかけは、2016年に行われた韓国最高峰のフィットネス&ボディビル大会「マッスルマニア」だった。スポーツモデル部門1位、ミズ・ビキニ部門2位、フィットネス部門5位と出場したすべての部門で入賞。文句なしの成績で世界大会への切符を手に入れ、脚光を浴びた。

そもそもパク・ウンジュは、韓国を代表するポップ・バイオリニストだ。ソロコンサートやオーケストラ公演、CDのリリースといった演奏家活動だけでなく、韓国内外の音楽大学で教授も務めている。

まさに音楽漬けの生活といっても過言ではないが、この生活こそが彼女が身体を鍛えるに至ったきっかけとなったらしい。というのも、精力的な音楽活動のなかで健康管理を怠り、そんな自分に危機感を感じてジムに通うようになったのだ。

「より多くの人たちとステージで出会うにはどうすればいいのか。そんな考えから、ウェイトトレーニングの成果を披露できるマッスルマニアにも関心を持つようになりました。大会の準備を始めてからは、私の中に新たなエネルギーが生まれるようでした」

ボディメイキングで特にこだわっているのは後ろ姿だという。ヒップアップに効果的なドンキーキックと、骨盤の関節を強くして体幹を鍛えるマルチヒップを欠かさず行い、美しいバックスタイルを作り上げた。

そうしてマッスルマニアのステージに立ったわけだが、特筆すべきは彼女が美ボディを見せつけるだけで終わらなかったことだろう。

例えば韓国大会では、パフォーマンス性を求められるフィットネス部門でバイオリンを片手に映画『007』の劇中BGMを奏で、大きな反響を呼んだ。バイオリンを奏でるしなやかな腕と美しいボディラインから成る立ち姿に彼女の努力の成果が表れていたが、同映画に登場するボンドガールを連想させる衣装と振り付けも、彼女が評価された一因にはあるだろう。

また、その後の世界大会でも、ポピュラーなメロディーの中に韓国の伝統音楽を取り入れた自身のオリジナル曲を披露。健康美を見せるとともに韓国独自の情緒を感じさせた。

パク・ウンジュは、こう話している。

「パフォーマンスを通じて自分の作った音楽を届けたかったんです。スポットライトを浴びたときは胸がドキドキしました。これまで立ったことのないようなステージに導いてくれた恩師たちに本当に感謝します」

健康管理という些細なきっかけで飛び込んだ運動の世界で、自身の強みを存分に発揮して脚光を浴びたパク・ウンジュ。これからも"美ボディ・バイオリニスト"として、多彩なステージで輝き続けるだろう。


参照記事:
“女神ボディ”で空前ブームを牽引する美しくセクシーな“マッスル美女”たち

Text=S-KOREA Photograph= MAXQ MAGAZINE /s-korea.jp