食欲を我慢できない時は、ジムでバイクを漕ぎながらネットショッピング!【マッスル美女39】

昨今、韓国では健康志向が高まり、身体を鍛える人が増えている。韓国の各地で大小さまざまなボディビル大会や"美ボディ・コンテスト"が開催されており、ここから輩出された"マッスル美女"たちが脚光を浴びている。その筋肉美をもつ女神をシリーズで紹介する。 


注目のマッスル美女

今回紹介するキム・ダソムは、一見すると生粋のトレーニングオタクに見える。現在ヘルスケア・トレーナーとして活動する彼女はヨガインストラクターの資格も取得しており、最近はフィットネスモデルとして活躍。加えて、趣味の一環で総合格闘技を嗜んでいるという。

見るからに健康的でアクティブな生活を送るキム・ダソムは、今年の9月に韓国最高峰のフィットネス大会『マッスルマニア』に挑戦。初出場にして同大会の花形、ミズ・ビキニ部門のショート5位を獲得して一躍“注目のマッスル美女”となった。

しかし、当の本人は受賞後に「"残りのシーズンはもっと頑張りなさい"、という意味でいただいた順位だと思う」と、現状に満足しない姿勢を見せている。初出場にして大健闘の結果を収めたにも関わらず、キム・ダソムがここまで結果にこだわるのはなぜなのか。彼女は言っている。

「私は、トレーナーという職業に対する人々の考え方を変えたいんです。何かを教えるという職種だけど、比較的ハードルが低くて資格がなくてもいい。楽な仕事だと思われがちなんですよね。だけど、実際はほとんどが現場で研究と工夫を重ねながら、プライベートも惜しまずに熱心に勉強しています。私自身もそうでした。そんな私が大会で結果を残せば、トレーナーたちの影の努力をしっかり形にできると思ったんです」

トレーナーとしてのプライドを守るため、そしてその素晴らしさをアピールするための手段が、まさにフィットネス大会だったわけだ。

そんなキム・ダソムが大会準備期間にもっとも苦労したのは、食事管理。もともとお菓子やパンが大好物だというだけに、間食や加工食品を控えた“健康的な食生活”は辛かったという。しかし、彼女にはとっておきの発散方法があったらしい。

「どうしても食欲を我慢できなくなったときは、ひたすらフィットネスバイクのペダルを漕ぎながらネットショッピングをしていました。動くことで気を紛らわしながら、食欲を購買欲に変えてしまうんです。一番よく見ていたのは、飼っている猫たちのおやつ(笑)。身体作りが上手くいかないときも、あの子たちが食べている姿を見るだけで癒されます。

私はというと、大好きなお菓子やパンが大会の後に届くようにして、“頑張ったら食べられる! ”とモチベーションを上げていました」

上手くいかないときもあったというボディメイキングのコツについては、「何よりも質が大事」と強調する。

「食事に関しては、カロリーだけを見て調節しても効率が良くないですね。食材の栄養素を十分に理解して、流行りの健康食品やダイエット方法に流されず、なんでもバランスよく摂ることが一番です。トレーニングも、やみくもにやらないこと。ダラダラと長時間続けるよりは、1時間だけ集中してフォームをちゃんとチェックして、どの部分に効果が出ているのかをしっかり肌で感じることが大事です」

一つひとつのアドバイスに説得力がある。彼女が“ヘルスケア・トレーナー”という職業にやりがいを感じ、プライドを持っているという何よりの証拠だろう。

そんなキム・ダソムが描く未来のビジョンもまた、熱意に満ちたものだった。

「可能な限り、どんなに年をとってもこの仕事をしていたい。自分がトレーニングを指導したおかげで健康になったという人を見ると、本当に天職だと思います。そして、フィットネス大会にもどんどん挑戦して良い結果を残します。たくさんのトレーナーにとって、私という存在がお手本になれたら嬉しいです」

『マッスルマニア』への出場を機に、ヘルスケア・トレーナーとしての知名度もどんどん上昇しているキム・ダソム。今後の活躍がもっとも楽しみなマッスル美女であることは間違いない。

参照記事: 増える体重公開は前兆!? “マッスル美女”に沸く韓国のボディメイクブームとは

Text=姜 由奈 Photograph= MAXQ MAGAZINE /s-korea.jp


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