マッスル美女 FILE07 ペ・スヒョン

昨今、韓国では健康志向が高まり、身体を鍛える人が増えている。韓国の各地で大小さまざまなボディビル大会や“美ボディ・コンテスト”が開催されており、ここから輩出された“マッスル美女”たちが脚光を浴びている。その筋肉美をもつ女神をシリーズで紹介する。


ペ・スヒョンの別名は、"運動するチアリーダー"

今回紹介するペ・スヒョンは、1984年生まれの33歳。職業は、チアリーダーだ。

韓国プロ野球のSKワイバーンズ、韓国プロバスケットボール(KBL)の原州DB、韓国プロバレーVリーグの議政府(ウィジョンブ)KB損害保険スターズのチアリーダーを務めている。今年でキャリア16年目。韓国最年長チアリーダーとして知られている。

そんなペ・スヒョンの別名は、“運動するチアリーダー”。

2015年に開催されたフィットネス&ボディビル大会「マッスルマニア」の世界大会選抜戦で、女性モデル部門2位入賞を果たしたことをきっかけに、大手ポータルサイトの検索ランキングで彼女の名が1位に入るなど、その美ボディに関心が集まるようになった。

その後も「WBCフィットネス・チャンピオンシップ」で女性部門1位、「IFBBコリア・グランプリ」でビキニ部門1位に輝くなど入賞を重ね、数多くのメディアに取り上げられている。

ペ・スヒョンは現役チアリーダーとして活動しながら、同時に“マッスル美女”としても注目されているのだ。幼い頃に神経性難聴を患い、今でも聴覚障害があるというが、そんなハンディキャップを抱えながらも、二足の草鞋を履いてエネルギッシュに人生を楽しむ姿は人々に感動を与えている。

それにしてもなぜ、彼女は身体を鍛え始めたのか。ペ・スヒョンは言う。

「これまでチアリーダーというと、か弱く華奢なイメージがありました。そんなイメージを壊したかった。ファンの皆さんに、女性らしさだけでなく、健康的な姿もお見せしたいと思ったんです」

そんな動機から運動を始めたペ・スヒョンだが、今ではすっかりマッスル美女のイメージが定着している。最近はフィットネス大会で審査委員を任されるほどだ。

美ボディ維持の秘訣は、ほぼ毎日行うというトレーニングだ。午前中はウェイトに集中し、午後はクロスフィットを行うことが多いという。所属チームの試合がある日も、午前中に運動してから試合に向かう。

普段から食事管理も徹底しており、自分で調理した鶏むね肉のサラダなどを4~5回に分けて少しずつ食べるという。一日に水を3リットル以上飲むことも欠かさない。

「今は慣れましたが、正直に言うと、食事管理が一番つらいです。かなり大変ですが、ボディメイクは運動が20%、メンタルが30%、食事管理が50%。手は抜けません」

妥協を許さないその姿勢もペ・スヒョンが関心を集める理由のひとつだが、今後は自身の経験を生かし、フィットネス大会を目指す人々の手助けをしたいという。

「フィットネス大会専門の教室を開きたいんです。韓国にはまだ、フィットネスを体系的に教わる場がありません。大会を目指す選手は、筋肉を鍛えるだけでは不十分。食事管理や表情の作り方、ウォーキングなども習得する必要があります。ひとりひとりの長所を最大限に引き出して、“オーラ”があふれる選手を育てたい。それが私の夢です」

韓国最年長チアリーダーにして、マッスル美女としても注目されるペ・スヒョン。“運動するチアリーダー”の挑戦はこれからも続く。


Text=KOREA編集部 Photograph=SPORTS KOREA

参照記事:韓国メディアが選ぶ 「韓国チアリーダーBEST10」

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