顔出ししない方がモテる場合も!? マッチングアプリの達人が教えるプロフィール作成法

マッチングアプリを利用する際、最初のハードルになるのがプロフィール写真の公開。「顔出しするのはちょっと……」と尻込みしている人向けに、「顔を見せないでもモテる写真」の極意をマッチングアプリの達人に聞いた。


顔を出さなくても女性と実際に会うことは全然可能

最近はアッパー層をターゲットにしたアプリも登場するなど、幅広い層が利用するようになったマッチングアプリ。『ペアーズ』で”いいね数”日本一を記録し、1年間で1万人以上の女性とマッチングした経験を持つアラサー会社員であり、マッチングアプリ研究家・藤原氏によるその最新事情の解説は、前回の記事でお伝えしたとおりだ。

一方、マッチングアプリの多くは本人写真の公開を推奨しているため、「仕事上の立場から顔写真を公開するのが不安」「周囲に利用がバレるのはイヤ」という人もいるだろう。100人以上のペアーズ利用者の指導も行ってきた藤原氏は、「『会社の代表で立場があるから』という理由で顔を出さずに利用している人が実際にいた」とのこと。

「顔を出せば、当然周囲にバレる可能性は高まりますし、『友達を見つけちゃった!』『昔の彼氏がいた』などとTwitterに投稿している女性も見かけます。そのため最近は『利用しているのを知られたくない』という人向けの『プライベートモード』をアプリ側も用意しています」

そのプライベートモードを利用すると、自分から女性の検索をしてアプローチすることはできても、女性側からの検索では自分はヒットしなくなる。つまり、実際に顔を見られるのは自分からアプローチした人のみになるわけだ。

また藤原氏は「顔を出さなくても女性と実際に会うことは全然可能です」と話す。

「もちろん相手から『顔写真を見せてください』と言われることは多いですが、『仕事の関係で公開は控えていて、直接お会いする人にしか見せていないんです』と明確に伝えれば大丈夫です。そうすれば直接会うことにもつなげられますし、『お会いできるならLINEで写真を送りますよ』と連絡手段をLINEに移行する口実にもなるんです」

なお、「やはり顔出ししたほうがマッチング率は上がる」とのことだが、顔を出さなくても人気を集められるプロフィール写真はあるという。「僕が指導をしている人が『顔を出したくない』と言った場合、こういう感じの写真を勧める場合が多いです」と藤原氏が見せてくれたのは、以下のような雰囲気の写真だった。

顔を出さない場合の写真の撮り方は?

「顔を出さない場合も、こういう胸元までを写した写真を使うのがいいですね。高級感のあるスーツをきちんと着こなせていれば、『立派な仕事をしている人なんだな』というイメージを持ってもらえます。そして人には『自分が見えないところは良く想像する』という心理もある。このように服装がバッチリ決まった写真なら、見えない顔を『カッコいい顔』だと勝手にイメージしてくれるんです。だから、何の工夫もない顔出しの写真をアップするくらいなら、こういう写真を載せたほうが全然マッチング率は上がりますね」

プロフィールの書き方にもコツとは

プロフィールの書き方にもコツがあるという。藤原氏は「就職活動のエントリーシートと同じで、自分目線ではなく相手目線で書くことが大事です」と話す。

「プロフィールには趣味を書く人が多いと思いますが、『カメラと自転車と旅行が好きです』と書いても、相手は『ああ、そうですか』としか思わない。趣味を書くにも、『この人と会ったら、こんな感じのデートができそうだな』とイメージできるような書き方をしましょう。たとえば旅行や食べ歩きが好きなら、『少し前、鎌倉に遊びに行った友達の話を聞いて、「仲良くなった人とは夏の鎌倉に一緒に出かけて、一緒にしらす丼を食べたいな~」と思いました♪』みたいな感じですね。このような細かな描写で、楽しいデートのイメージを持たせてあげることが大事なんです」

では、「仕事帰りにお酒を飲むのが趣味」という人の場合も、描写を具体的にすべきということ?

「そうですね。『仕事が終わったら麻布の行きつけのバーに立ち寄って、ワインを飲んでいくことが多いです。それだけで仕事の疲れが吹き飛びます!』という感じでしょうか。このような書き方だと、女性も『私もそういうお店に連れて行ってもらえるのかな?』と想像しますよね。趣味を書くときは、5W1Hを意識して、好きなことをしたときの自分のポジティブな感情をしっかり書くように意識しましょう」

男性には「スポーツ観戦が好き」など、即座に女性ウケにつながらない趣味を持っている人もいると思うが……。

「スポーツ観戦もお酒やグルメと絡めて、『野球を見ながらお酒を飲んで声を出すと、ものすごくストレス発散になります!』という書き方ならバッチリです。あとフェスが好きな人も、音楽のことだけでなく『夏フェスで日差しを浴びながら、ビールを飲むのが最高の瞬間です!』みたいな書き方をするといいでしょうね。こういう『相手の視線の意識した書き方』は、仕事で成果を上げているサラリーマンの人は自然とできている場合も多いです」

相手の立場に立って、「自分をどのように演出するべきか」と考えられる人は、女性にもモテるし仕事もできる……というわけだ。また、自分の仕事のこともプロフィールにはしっかり書いたほうがいいという。

「自分がどんな業界でどんな仕事をしているのか、分かりやすく伝えてあげることが大事です。自分の業界には馴染みもない、初対面の女性が見ているわけですから、ふだんの自己紹介の何倍も噛み砕いて説明するよう意識しましょう。そして仕事に対する熱い想いや夢を書くのもオススメです。女性は付き合い始めると『仕事ばかりで構ってくれない男はイヤ!』となりますが、出会いの段階では仕事に熱い人に惹かれますから」

藤原氏
アラサーの会社員。マッチングアプリ『ペアーズ』のいいね!数で全国1位を達成(2016年8~9月、2017年1~2、7~8月)。1年間で1万人以上の女性とマッチングした経験を活かし、マッチングアプリ研究家としても活動。100人以上の指導も行い、全国1位のユーザーを複数排出してきた。Twitterは@in_fujiwara


Text=古澤誠一郎