専攻は生活体育指導学! 178cmの長身美女は現役女子大生【マッスル美女FILE32】

昨今、韓国では健康志向が高まり、身体を鍛える人が増えている。韓国の各地で大小さまざまなボディビル大会や”美ボディ・コンテスト”が開催されており、ここから輩出された"マッスル美女"たちが脚光を浴びている。その筋肉美をもつ女神をシリーズで紹介する。


日常生活の中で行える無理のない運動で、美しい身体を作る

韓国最大のフィットネス&ボディビル大会、『マッスルマニア』への出場を夢見て奮闘する美女がいる。イ・ナヒョンがその人だ。

目鼻立ちのはっきりとした美しい顔立ちはもちろん、178cmの長身から成る抜群のスタイルに定評があるイ・ナヒョン。最近は韓国のフィットネス専門誌『MAXQ』の表紙を飾り、人気フィットネスモデルと並んでも遜色のない圧倒的な健康美を見せつけた。

大会実績がないにもかかわらず早くも大きな存在感を示しているイ・ナヒョンだが、彼女の経歴にも注目したい。

イ・ナヒョンは私立大学に通う現役の大学生であり、その専攻は“生活体育指導学”というもの。

日本ではあまり聞きなれないかもしれないが、韓国では“日常の中で気軽に行える運動”はすべて生活体育に位置づけられる。種目でいうとヨガやピラティス、そしてウォーキングや登山、サイクリングなどさまざまで、毎年多くのスポーツ団体が「国民がどれほど生活体育を取り入れているのか」という実態調査が行われるほど関心が高い。

そんななかで、イ・ナヒョンが生活体育の指導を目的とした学科を選択したことには、"ある理由"があった。

「実は私は、今よりもずっと太っていました。自分の体形に危機感を感じてダイエットを決意したんですけど、その一環で始めたピラティスの効果がすごかったんです。美しいボディラインが作れたことはもちろんですが、いつの間にか規則正しい生活を送っていて、考え方も前向きになっていました。予想外の結果に驚きましたね。人生の転機といってもいいぐらいです」

他の誰でもなく、自らが運動を通じて豊かな生活を手にしたわけだ。自分に自信を持てるようになったという彼女は、いつしか『マッスルマニア』のステージを夢見るように。

「ダイエットを始めてから、頑張っている自分のことをどんどん好きになれました。そのうちに、今までは"私なんて……"と諦めていた華やかなステージに立ってみたいと思うようになったんです。もともとネガティブな性格で、いつも堂々としている魅力的な人にずっとなりたかった。私にとって『マッスルマニア』に出場することは、理想の自分に近づくための第一歩なんですよ」

現在は大会に向けてより本格的なボディメイキングに勤しむイ・ナヒョン。さぞハードなトレーニングをこなしているかと思いきや、案外そうでもないらしい。

朝は空腹の状態で有酸素運動を1時間、夕方はそのときのコンディションに合わせた難易度のピラティスやウェイトトレーニングを1時間~1時間半行っているという。

食事管理に関しても基本に忠実に、無理はしないということが大前提。パンやラーメンといった加工食品は避けて、トマト、卵、サラダ、鶏むね肉を必ず取り入れてタンパク質中心の食事を心がけている。

「特別なことと言えば、水を毎日3リットル飲んでいるぐらいですね(笑)。いろんな人たちに、ちょっと身体を動かすだけで日常に活力が生まれるということを知ってほしいんです。だからこそ、大会のためにハードなメニューを科すことはしません。"日常生活の中で行える無理のない運動が、美しい身体を作る"、と証明できるようなトレーニングメニューを心掛けています」

いずれはフィットネスモデルやタレントの活動を通じてマルチに活躍するスポテイナー(スポーツとエンターテイナーを合わせた造語)となり、運動の素晴らしさを人々に伝えたいというイ・ナヒョン。

「フィットネス界で活躍する人たちはたくさんいるけれど、私は自分だけの価値観を持ったスポテイナーになりたい」と抱負を語ったが、"誰もが気軽にトレーニングに挑戦できるように"という彼女ならではのモットーは、健康志向の現代に生きる人々から大きな支持を得るに違いない。

Text=S-KOREA Photograph= MAXQ MAGAZINE /s-korea.jp